こんにちは、栃木県日光市JR下野大沢駅前30秒の阿部整骨院院長の阿部洋志です。
軸とつちふまずは相身互い
今、繊維のスポーツでとくに取り沙汰されているのが
安定に裏づけされたパフォーマンス力です。
若いころは自由闊達に跳ね飛んで
ダイナミックに身体を動かせていたとします。
しかし
足裏が安定していない
つまり軸が形成されていなければ
パフォーマンス力も一気に下がります。
これは加齢につれて
身体能力が下がるからです。
軸がなく
足裏が安定していないと
フラついてしまうので
手足でバランスをとろうとします。
つまり
手足はバランサーとして使われるため
パフォーマンスが犠牲にされ
こぢんまりとした動きに
なってしまうのです。
逆に
安定を犠牲にしてでも
ダイナミックさを優先しようとすれば
大雑把で乱暴な動きになってしまいます。
安定感とダイナミックな動きは
共存できない能力だというふうにも
いわれるゆえんです。
ここで
JIKUというワードが
クローズアップされます。
軸を体得していれば
常に
骨格に支えられた安定した動きのなかで
手足を大きく使わなくても
ダイナミックに見せることができます。
世界で注目されている日本人選手は
いうまでもなく軸がしっかりしています。
それだけでなく
動作が途切れないため
流れるような美しい所作となって現れています。
欧米の人たちにとっては
ある種の憧れをもって
想像力をかきたてれられる存在なのです。
軸が重要な意味をもつのは
スポーツの世界だけではありません。
バレエやダンスなどの身体を使う芸術も
もちろんそうですし
例えば指揮者や演奏家なども
自分のタイプに合う動きのなかで
指揮法や奏法といった特殊な技術を
自然に身につけ
音楽表現に活かしています。
例えばヴァイオリンでいえば
楽器のホールドの仕方や
音の豊かさなどが
どこに軸をつくりながら演奏するのかで
違ってくるはずです。
日常生活においても
当然
軸をうまく使えている人のほうが
高いパフォーマンスを発揮できます。
熟練の料理人は
包丁の握り方やまな板に対する
身体の向き
鍋振りといった一連の動きのなかで
きちんと
なおかつ自然に軸をつくっています。
デスクワークも例外ではありません。
軸に支えられた安定感のなかで
作業をしていれば
脳は余計な働きをしなくて済むため
目の前の仕事に
より高い集中力を向けることができます。
ただ
現代ではパソコンを使った作業が多いのが
気になるところです。
マウスは身体の斜め前
軸をつくれる一の外側で
使うことが多いでしょう。
これは人間にとって自然な動きではないので
脳が疲労し
能率を下げます。
何を行うにしても
もっとも多く働いているのは脳です。
スポーツにおいても
スタミナを左右するのは脳の余力です。
ベテランで
体力は若い選手ほどにはないはずなのにも
ものすごくスタミナがあるという場合は
ゲーム中に起こり得るさまざまな局面に対しての
準備を自然に行えているということです。
つまり
トレーニングや試合を積み重ねることによって
習慣性を高いレベルで身につけているため
脳が働く必要がないのです。
だからその人が知らない運動や
新しいルールなどによって
局面が変化すれば
当然
すぐに体力の限界がきてしまいます。
脳をいちばんよい状態で働かせる
軸をつくって物事に対処することの重要性が
おわかりいただけると思います。
そして
軸をつくるためにもっとも必要なのは
つちふまずができていることなのです。
つちふまずが安定していれば
骨格がきちんと整い
軸ができ
脳が安定します。
まずはこのことを
きちんと理解してほしいと思います。
健康な身体はつちふまずが知っている
一般社団法人Reash PROJECT代表
廣戸聡一著
幻冬舎刊
148ページから151ページのご紹介です。

























