本を読む人をえこひいきします | 税理士のトリセツ

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「10万人の成功のお手伝いをする」
と言うビジョンの実現を目指す僕が、仕事をしていく上で、色々書き連ねます。

EMPでは課題図書があります。


各役職に応じて、数冊の本が設定され
その本を元に、面談試験があります。


もちろん全員読む必要はありませんが
僕は、その本を読む人を昇格させます。


逆に言うと、昇格したかったら
本を読まなければなりません。

 



僕は、このことを
「えこひいき」と言っています。

別の言い方をすると
本を読む人をえこひいきしています。


経営者が一部の社員をえこひいきする。
それって実際は

良くあることだと思います。

経営者は、経営者の前に人間ですから。


例えば自分と相性が合う

性格のタイプが似ているなど


自分と重なる部分のある部下や

共感してくれる部下には、
つい優しくしてしまいがちな部分はあります。


もちろん、そうは言っても

社長という立場を考えると


えこひいきの行き過ぎは

周囲に悪影響を及ぼしてしまいますね。



当たり前のことですが、

特定の人だけ優しくするのは
不公平な対応です。

結果、周囲から反感を買うため
人間関係にひずみを生んでしまうのです。


ここで心がけたいのは

「平等な接し方」です。


特定の人にだけ優しくなるのではなく
すべての人に対して

平等な態度で接するようにしたい。


マザーテレサのように完全平等な態度は
なかなか難しいですが、


できるだけ平等に接していきたい。



ただ、今回はそんな話ではありません。


例えば

実際ビジョンに共感してくれたり、


さらにはそのビジョンを

実践してくれる人に対して
優遇したい気持ちが出てくるのは当然です。


そして、そういう人には

えこひいきしていい。

少なくとも僕は

クライアントにはそう伝えています。


ここで大切なことは3つあります。

 

 

  平等なえこひいき3つのポイント


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(1) あなたのビジョンを

  しっかり周囲に伝えておくこと
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当然ですよね。

ビジョンを一部の人にしか伝えていないと
伝えられていない人には不平等です。


さらに言うと、自分の思いなんて

ほとんどの人に伝わっていません。

ですので、手を変え品を変え

伝え続けておかなくてはなりません。


そして次に
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(2) えこひいきしている理由も

        周りに公言すること
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これも当たり前です。

そうしないと、相手だけでなく
周りの人も

なぜえこひいきされたのか分からずに

邪推します。


ビジョンを実践してくれる人に対して

評価すると伝えて、
堂々とえこひいきし続ける。

もはやこれは、えこひいきではなく

純粋な評価基準ですね。


そして最後に
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(3) トップだけで評価しないこと
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複数の目を入れることで
できるだけ

恣意的になることを防ぐこと。

これもとても大切ですね。



僕は、評価基準を設けることで
堂々と「えこひいき」していきます。

 

評価基準を伝えて、えこひいきする