アフチェンコ『右ハンドル』(推薦図書-89) | 安部南牛 | 朝鮮文化資料室

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某国会議員がランドクルーザーを盗まれた話がテレビを賑わしている。テレビの画面にロシア軍事用と盗難理由迄書かれていた。4月18日の6チャンネル、TBSである。恵の番組だ。恵は確か重村智計と同郷の筈だ。

それはさておき、ロシアに於ける右ハンドル車の活用状況が小説になり、翻訳されて出版されている。群像社から、2018年である。プーチン大統領も重要な場面で登場している。ウクライナ侵攻を考えての発言だったかと?ウクライナ侵攻のロシア軍を支えているのはトヨタの中古車である。輸出は、小泉悠さんがこっそり視察したと目されている横浜市鶴見区の大黒埠頭であろう。

兎に角、多くの日本人にこの本を読んで頂きたい。

南牛も歳だ。余命が幾ばくも無い。だから、記録として述べて置く。ロシアなどへ日本の中古車が輸出されるようになったのは、安部の発案だ、と田中喜代彦が生きていたら証言する。

横浜から中古車が輸出されている模様が新聞に報道された。90年代前半の事だが、吉祥寺に呼び出され、玉城素師は南牛に向かってヤクザと組んで幾ら儲けたか?と詰問してきた。公務員がヤクザと組んで金儲けして良いのか!と厳しい詰問だった。全くの濡れ衣であった。

南牛が組んでもいないヤクザ、山口組の大幹部はアナスタシアに近付いているとウラジミールが証言していた。