毒饅頭(つくば市政展望-343) | 安部南牛 | 朝鮮文化資料室

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今朝、4月18日の朝ドラは毒饅頭が話題を造っていた。将棋の藤井聡太八冠の毒饅頭も話題である。86年秋の谷田部町長選挙は賢い横田美農夫助役は差し出された毒饅頭を敬して遠ざける。ところが、悪賢い木村操候補は差し出された毒饅頭を食べたのである。

そもそも毒饅頭は渡辺安重県議が来練り上げて造ったものである。その毒饅頭は谷田部町長選挙で使われる。それが沼尻民平町長の再選時の事であった。差し出された毒饅頭に沼尻民平町長の子息が手を出したのである。その毒饅頭の効果を確認できずに渡辺安重県議は急死する。毒饅頭の効果の確認を竹内藤男県知事が渡辺派代貸に求めたことから、谷田部町の騒乱が斬って落とされる。

毒饅頭が利いて沼尻民平町長の引退、そして町長選挙が行われるのだが、先ず毒饅頭は横田美農夫助役に差し出される。そこで賢い横田美農夫助役は敬して遠ざけ、お茶一杯で逃げたのである。だが、お茶一杯飲んだことが後に怪文書となって島名の大地から横田美農夫助役は引き吊り降ろされる。それを横で見ていたずる賢い木村操候補は勧められる儘に、毒饅頭を口にする。

毒饅頭が利いて、木村操町長の誕生となる。それからの一年間、谷田部町の人々は毒饅頭の効果を見せられて行く。