「IS銃乱射 移民依存の脆さ」(『産経』を読む-23) | 安部南牛 | 朝鮮文化資料室

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遠藤良介論説委員の「ロシア深層」というコラムである。参考になった。阿比留某の、平壌に行くときは西岡力同伴で、などと言う暴論を読まされ、大部『産経新聞』紙のレベルが落っこちたと思わされていただけに、今日の「ロシア深層」は良かった。

以下、「ロシアの右派には帝国主義と露民族主義が混在している面があり、プーチン氏は前者に力点を置いてウクライナ侵略戦争を行っている。しかし、移民への反発が強まれば、”ロシア民族の国家”を志向する後者が伸張し、国の瓦解にすらつながりかねない。プーチン氏は微妙なかじ取りを迫られている」という締めの文章に引き付けられた。

南牛ですら、この高齢な南牛ですら、ロシア圏への工場建設を計画している。何れ、ロシアは右ハンドル車の国がウラル以東に成立するだろう。分裂するしか生き残れない。その前兆がプーチン大統領の頭の中から生まれてきたのだ。

4月16日の『産経新聞』紙を読んで。