高野水道工事の反転攻勢(つくば市政展望-289) | 安部南牛 | 朝鮮文化資料室

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町役場のアカ退治に力を注ぐ一方、木村操町長は町発注工事から意図的に両高野を外して行く。沼尻民平町長には、優位的に工事発注を受けていた高野水道工事だが、はずされて行く中で力を削がれる。だが、戦意は高く木村操町長許さずと、竹内藤男県知事の意図を先読みする。それは竹内藤男県知事が渡辺安重県議に出したと同じく木村操町長に出しているだろう、合併を纏めれば「市長」という手形潰しであった。むろん、木村操町長は合併を纏めれば市長にという竹内藤男県知事の約束手形で動く。だが、谷田部町長選挙での辛勝が咽喉に引っかかっていた。町内で圧倒的に支持を受けていない状況での市長選への出馬など、出来るものでない。それに町長選挙でカネは使い果たしている。

その木村操町長の心胆を脅かす行動に高野水道工事は動く。高野水道工事は町長選での野村文雄候補を市長選でも担ぐ動きをする。

今度はいわゆる学園票が当てにできる。市長選なら学園票を取れない木村操町長を圧倒できる。

高野水道工事の読みは、木村派に伝わる。この時点で木村操町長の市長選出馬は飛ばされる。

何故、誰が木村派に高野水道工事の戦略を伝えたか?憶測・推測はできる。竹内藤男県知事の意向がその背後に見えるからである。