
私の愛用の石油ストーブSUNPOT KSH-8BS
10年位前にYさんから貰ったお古
手入れしながら使用していたが、最近すぐに煤がたまり不完全燃焼を起こす。
何度清掃しても2日持たない。
なんだろう。
まずは基本的な方法で分解清掃する。
1 ファンのごみを除去する。

ファンの網、家の清掃状況にもよりますが、この網に結構埃がたまります。
日常はこの網に掃除機を当てて埃を吸い取るだけで十分
今回は分解してファンを清掃します。

ブラシを入れると、結構埃がついてました。

掃除機で仕上げ

網も綺麗にします。 これで終了
2 バーナー内部の清掃

上ぶたを開け、中にある燃焼リング(上・下)を外し、バーナー内部を清掃します。
すでに黒い煤が付着しています。
これらの煤は、マイナスドライバーやワイヤブラシでガリガリと落とし、最後に掃除機で煤を吸い取ります。


すっかり綺麗になりました。
3 燃料パイプの清掃
燃料の出口(パイプ)の詰まりが一般的な不完全燃焼又は不燃焼の原因です。
これらは、ドライバーをぐりぐり入れて煤をとりながら貫通させます。

燃料パイプを外し、ストーブ本体のパイプを出します。

内部からドライバーをねじ込んで貫通させます。
ドライバーで手に負えない煤(カーボン)は丸やすりを使いましょう。
1~3までやっても不完全燃焼の場合、煙突を疑いましょう。
4 燃焼リングの点検
私の場合、煙突を清掃しても1~2日経つと、不完全燃焼を起こしました。
ストーブの取説を読むと、燃焼リングが変形したら交換、一般的に3年で交換と なっている。私のストーブは10年以上であるため、早速部品を注文

燃焼リング(上下セット)3980円でした。
早速交換します。まず燃焼リング(下)をセット

次いで燃焼リング(上)をセット

では、点火します。



おおおお!青い炎がー!

ん。

こんなものだろうか。
燃焼リング交換しても、あまり変化を感じませんでした。
因みに下の写真は古い燃焼リングを使用した時の燃焼状態

この青い炎がでたのは燃焼リング(上)の中央部品のガタが多かったので、
ペンチで詰めを曲げて固定したところ、このような炎になりました。
⇒これは結構効果があったと思います。この状態から煤のたまりが極限もしかして治っていたかもしれませんが、部品が届いたので交換しました。

新品は中央の円盤部をしっかり固定していない。
