デンマーク 1 - 3 日本


得点者:17' 本田圭佑(日本) 30' 遠藤保仁(日本) 81' トマソン(デンマーク) 87' 岡崎慎司(日本)



今大会でこんないに90分間フルに精力的な動きをするチームは未だに見たことがない。

今のところ最高のチームだったのではないだろうか。



【良かった点】

・川島

言わずもがな。決定的なシーンとして、押し込まれて失点になったものの、PKを一度は弾いているということ。あれをやられると、『このGKからあと2点取らなくてはいけないのか…。』と得点したのにマイナスのイメージをつけることができる。


・本田

言わずもがな。FKへの調整具合、後列からのボール供給に対する走り、トラップ、パス、ミドルシュートへの詰めの意識、どれも完璧だった。


・大久保

枠へ飛ばしていたことを評価。彼は腰が弱いから、少しでも姿勢が悪いと精度が落ち、強力なシュートが撃てないのではないだろうか。また、ちょっとの接触でも倒れる。気持ちの問題だとも思うが。

まぁ、これからもシュート以外の部分で期待。


・松井

彼の早めのケアが素晴らしい。松井に限らず、中盤の守備が完璧だったために、デンマークは後ろからロングボールを入れるだけの単調な攻めしかできなかった。ゴールにはいたらなかったが、前半のクロスへの飛び出しからデンマークの歯車が狂った。


・遠藤、長谷部

攻撃参加も効果的にしており、守備も完璧。

遠藤はFKを入れて満足したのか、撃てるシーン撃たないのは評価できない。

長谷部はギリギリ入らないのが歯がゆい上、PKを与えた。しかし、松井と同じく、前半のシュートが流れを変え、PKは敏感な主審だったからこそのものであるから、問題ではない気がする。


・中盤とDF陣の守備

中盤は自陣に入り込ませない守備、DF陣はロングボールへの対処、後半に10分程度、怪しい時間帯があったが、素晴らしい集中を見せた。

実際、自陣エリア深くからクロスを上げられたら、相手の高さ、枚数を考えた場合、かなり危なかったと思うが、そんな不安はなかった。




【悪かった点】

・岡崎

得点シーンは良く止まって、落ち着いていたと思う。それ以外にもよく走っているシーンもあったが、何をしに出てきたのか分からないシーンが目立った。3点目を取りに行くのか、守備を固めるのか、どちらとも取れないシーンがちょっと続いており、他の選手も戸惑うところだったが、3ボランチのおかげで傷は最少だった。


・ペナルティエリアのセンターで待つ攻撃

大久保が筆頭だが、本田も、もう少し動いてくれると、相手のDFも動いて、美味しいエリアを上手く使えるのだが…。




最高の興奮をまた味わえた。

切り替えの早さ、我慢強さを兼ね備え、パラグアイにも勝って、日本サッカーのステージを一歩進めてほしい。

オランダ 1 - 0 日本


得点者:38' スナイデル(オランダ)



つまらない試合だった。ということは日本のイメージ通りに試合は進んでいたが、結果としてこのスコアになってしまった。Jの試合を見ていてもそうだが、シュートが枠に飛ばないチームはどんなに試合の流れを掴んでいても勝てない。その一言に尽きる。


【良かった点】

・川島

失点したシュートは正面に入っていたが、弾ききれなかった。あの独特と言われるボールのせいだと思うが、そのボールで鋭いシュートを撃ってきたスナイデルを褒めるべき。

1対1の場面を2回も止めた彼だからこそ、あの失点は悔しいものだっただろうが、次を無失点に押さえれば進出だと思うので、切り替えていただきたい。


・守備

前半が特にそうだが、常に1対複数に持ち込んでいた。あれを90分やるのはさすがに無理だったが、そのおかげで、どれほどこの試合をつまらなくできたことか。彼らスタートメンバーは最高の仕事をした。


・長友

エトーといい、エリアといい、もはや彼はバスケ選手と言って良い。


【悪かった点】

・大久保

本当に良い動きをしていた。ただ、ラストの冷静さが欲しかった。『枠へ飛ばす意識』と『周りを活かす意識』。それだけあれば、今のフィジカルなら日本の絶対的なベストメンバーになれる。


・岡崎

エースの肩書きが彼を台無しにしてしまった。もっともあのボールは難しいものだが、何か全般的にできるようになろうとしている意識が見える。そうではなく、昔のように、ひたすら自分の武器を鍛える。そういう姿勢を見たい。


ファンのフィルターを外しての評価をすると、2トップのCFでしか使えないのかもしれない。


・俊輔

試合の流れ的にも、フィジカル的にも、コンディション的にも、世界レベルに対応できていない。彼の投入で攻撃が停滞した。溜めが必要でない場面で溜めてしまうので、寄せられ、取られて終了。カウンターサッカーでの起用は厳しい。ポゼッションサッカーでは必要かもしれないが、今の彼ではキープもできないため、一番使い物にならない選手になってしまっている。

何より、年長組のくせに彼が入ったことでチームの雰囲気が変わらない、変えようとしないのは…




いい試合をした。本当に良かった。忘れてはならないのは、2勝すれば、トーナメントへ出られること。どこで2つ星を取ろうが、関係ない。

関係ないが、どういうわけかカメルーン戦の記事がなく、これからまた書き直す。


W杯はまだ終わってない。

日本 1 - 0 カメルーン


得点者:39' 本田圭佑(日本)


恐ろしく興奮した試合だった。内容的にはチケット代を返してもらいたいほどだったが、今までの日本の状態をみてきて、到底勝てる雰囲気はなかったため、これほどの勝利の喜びはない。

ちょっと・・・ ←信じてはいたが、勝つなんて思ってはいなかったw



【良かった点】

・川島

彼は天才だな。前半ボールが流れることに対応できていないシーンも見られたが、何ら問題はなかった。


・本田

トラップが良く見たら、ラッキーな部分もあったが、冷静さが良かった。というか、彼の1トップという訳の分からないシステムによく対応していた。孤軍の状態で、ポストプレーもしっかりしていた。彼のボールキープ無しでは今日の攻撃は1分と無かっただろう。


・松井

トラップをミスった部分も多くあったが、良く走っていたし、それ故ボールタッチ回数も多く、勝負をしかけていく(しかないのだが、)のが良かった。


・大久保

まさか大久保を褒める日が来るとは…

非常に良く走っていた。諦めるシーンが少々あったが目を瞑る。まあ、ゴール付近での動きから、皆のためというよりは自分のために走っていた印象が否めないが、勝ったので、良し。


・DF陣

長友はエトーにすっぽんディフェンスでよく抑えていた。というか、何でエトーは低い位置でプレーしていたのだろうか?マンツーマンで来た長友を引っ張り出すためなのだろうか?


CBの二人は裏へのケア、ハイボールに対応、右の駒野も簡単にはやられない上手さを持っていた。



【悪かった点】

・守備

マンツーマンになっていた。いつもの複数人で取りにいくシーンが多いとはいえなかった。

技術的に上回る相手にマンツーマンではこれからが厳しくなる。


・ミドルシュートへのブロック

簡単に撃たれているようじゃダメ。




素晴らしく興奮した。8年振りの勝利がこんなに心地よいものだとは思いも寄らなんだ…

外でのW杯、初勝利というのがデカいのかもしれないな。