(出典:PhotoAC)
子供の食事、特に時間がない平日の朝食で苦労されている保護者の方は多いのではないでしょうか
主な困りごととして、
- 椅子に座り続けてくれない
- 完食してくれない
- 食べるスピードが遅い
といったことがあげられます。どう対応したらよいでしょうか
まず、朝の行動は練習の場面としては不向きですですから、偏食がある場合は、朝に野菜などのあまり食べてくれないものを食べさせることはやめたほうがよいでしょう。これらはまず、夕食等で練習してから朝食でチャレンジしたほうが良いでしょう
それ以外の行動は以下のように対応していきます
- 椅子に座らせることが困難な場合
これには子供のレベルによって2つの方法があります。
①普段から座ることが困難である場合
普段から着席して食事をすることが難しい子供は、まず朝食以外で座る練習をするべきであり朝に練習するのはお勧めしません。こういった場合は、朝食時はまったく座らせずに食べさせて構いません。座って離席するぐらいだったら最初から全く座らせなくてよいです。
②普段はある程度座れている子供
いつもある程度着席できている子供は、声掛けをしつつ離席を防ぐ(後述されるアイテムを使う)、もしくは離席できないような椅子を使用するという方法があります例えば、以下のような椅子です
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これらの椅子は、小学生以上では使用することが難しいことがありますが、小さい子供でしたら比較的容易に勝手に下りないようにすることができます。
- 食事を完食してくれない場合
ある程度の食事量を食べさせるにはどうすればよいでしょうか。次のポイントを気にしてみてください。
①苦手な食べ物を極力出さない
朝は食事を食べ終わることを優先するため、食べたり食べなかったりする食べ物、嫌いな食べ物はあまり出さないほうが良いです。
②食事は親が食べさせてもよい
もしまだ食器の使い方が未熟な場合は、親が手伝って食べさせても全く問題がありません。親は準備をしながら定期的に子供のところにいって口に食べ物を入れます。
- 食事のスピードが遅い場合
食事を食べるスピードが遅い場合は、以下のような方法で支援をします。
①親が食べさせる
完食を目指す場合と同様に親が食べさせることで早めることができます。
②時間は可能な限り長時間設ける
あまり食べることをせかしてしまうと、食事自体が嫌になってしまいます。完食を目指すのであれば1時間ぐらいかかってしまっても問題ありません。その場合は、早めに起こして食べるようにしていきましょう。
③テレビはつけない
テレビをつけると集中して見てしまい、食事のスピードが遅くなることがあります。こういった場合は、テレビはNGとし、音楽等で対応してください。Youtube等で好きな音楽を選んでかければよいです。また、マーチは行動が早くなるといわれているので下記のような音楽をかけてもよいと思います。④ビジュアルタイマーを付ける
食事がある程度一人で食べられるようになってきたら、ビジュアルタイマーをつけてあげることがお勧めです。こうすることで、時間を気にして食べることができるようになります。下記のような一周で終わるタイマーをアプリで探してみましょう。
以上のようなことが朝食の注意点です。一番大事なことはちゃんと子供が食べられている時にほめてあげることです。あまりプレッシャーをかけずに食事を食べられるように支援していきましょう