これも青春
失意の21才。私の21才は、ズタズタだった。あれから30年以上経つ。中退の惨めの真っ只中からなかなか抜けられず、あんな時もあったと、いまだ言えない。親戚、同級生、どこか遠ざけてきた。一緒に懐かしむとか、そんな機会もない。いつも一緒でなくとも時には顔を合わせ、近況を言い合うとか、私にはない。希望の先の友を、本心を隠し遠ざけてきた。若かりし日々を共にした仲間。生活を共にし、同じ学舎で肩を並べた仲間。私にとっても、かけがいのない時間だったし、大切にしたい仲間だった。だけど、同じ夢を追えなくなった無念が強く、結果、同じ夢を追った仲間も、親戚も、同級生も、人生のつまづきにもがくあまり、遠ざけてきたこの人生。最近ふと胸に芽生えた思いがある。もがき苦しんだその長き時間も、孤独も、全てはまた、私の青春だったのではないのか。あの時の、先に学校を辞めた友と、LINEの交流が始まった今にして、芽生えた思い。