美術館② | ab5fcのブログ

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美術館の話は尽きない。無言館の様に特別なメッセージを発信

する特別な美術館もあれば、教科書に載っている高価で有名過ぎる

 

美術館がある。ある県の美術館は一生懸命何億円の予算で欧州の名画を

コレクションして目玉を作っていた。地元にある美術館にはそれがない。

 

但し、地元出身者でそれなりに評価が高い作品が常設されている。美術館の立地が

海と芝生と白いコントラスを強く感じ、湾内を行き来する船舶の往来が

 

キャンパスの中描かれて生きている作品を発信している。イタリアンのオープン

レストランが営業している。客が絶えないが、美術館は見ないで、食事だけで帰る人

 

が多い。美術館の最大の作品を見ながら目を楽しましてくれている。

それで十分すぎる。

 

美術館訪問でのばかげた話。何で今そのような行動をとったか分からない。

当時は、どうしても行きたかった。その絵を直接見たかった。モナリザでもない。

 

モネ、マネ、シャガル―、ピカソ、・・・・でもない。

シカゴ美術館にある巨大な大きさの点描画。グランドシャットの日曜日(正式名は不明)

 

まず絵の大きさに驚いた。教科書は教科書サイズ。実物の迫力に圧倒された。また描かれている

人、動物、森、川、衣服、動き 一点一点 緻密に描き、全体調和を図っている。

 

最近、ノーベル賞受賞者の真鍋博士の地球温暖化の講座(JICC)を聞いた。印象に残った言葉は

「シンプルとバランス」。真鍋先生は地球規模で温暖化を予想したモデルを最初に提唱した。

 

その根本は「シンプルとバランス」シンプルな点お集まりでバランスある世界感が表現できる。

シンプルに考え、シンプルに行動し、そこにバランスを見出す。または複雑に見える現象も

 

インプルな現象の集合と理解できる。物事に複雑さなどなし。バランスが悪いのはシンプルな考え方がないから、シンプル(単純)に考える、単純にとらえる。単純行動する。そしてバランス

 

を見出す。日本はシガラミや、忖度、無節操などなど複雑な行動が多い。例えば、選挙に大量力行して供託金を取られても、大儀は我にありとの名目で、誰もが見ても公正な選挙でないと分か

 

るポスターを貼られる。これは当該の人たちも問題であるが、その状況が出てきた環境にシンプルな実態がないためにスキを作った自分らが居たのだろう。シンプルとバランス案外奥の深い

 

言葉だ。子供は単純な捉え方をする。子供に見せてOKなら良しとしよう。

 

シンプルさを求めつつ複雑な難問を解き明かす徒労をそろそろ卒業したい。シカゴ美術館の訪問は、トランジットの僅か5時間を使って、タクシーに乗り、それのみを見て、空港に戻った。

 

複雑な行動だ。単純は難しい。バランスはなお難しい。バイアスばかりを感じる。だから挑戦を忘れない。

 

de 非宇宙人