蒸気機関車① | ab5fcのブログ

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エコと生活力を向上に向けたブログ博物館を試作中

京都には鉄道博物館がある。京都駅から近い。

この博物館は珍しい扇型車庫を中心に本物の蒸気機関車、新幹線が展示されている。

 

運転シミュレーヨンで実際の運転を模擬体験できる。

鉄道の最初は新橋-横浜(桜木町)が有名。

 

関西は5年後に神戸―大阪、その後京都まで延長された。蒸気機関車による鉄道の発展は

時代のパラダイムを飛躍的に早めた。江戸時代の封建制度が崩れ、西洋式の制度が日本に

 

導入されて、日本は西洋に追いつけ追い越せと機関車の煙がたなびく。急な坂道を乗り越え

近代化への道に蒸気機関車のごとく突進した。明治はそんな時代。生まれてはいないがそう

 

感じる。この蒸気機関車と新幹線が比較して見学できる。京都観光の達人はチョコっと見学を。

chocoZAP ならぬchocoSAP (Sightseeing Analysis Program)を提案。

 

松本から新宿まで、母は中央線に乗って上京。普通は半日かかる時代。普通、急行列車の中間に

準急列車があった。蒸気機関車の型式は知らないが、長野県に入る手前でスイッチバック方式

 

で行ったり来たりして進んだ。今の様な電車では考えられない。思い出の蒸気機関車の旅、一つトンネル(笹子トンネルなど)入る前に窓を閉める。さもなくば顔が真っ黒になる。

 

一つは三等車、二等車の区別。一つ席が固い。一つ八王子駅で弁当を買う、温かい陶器のお茶を買う。今このお茶が懐かしい。お湯だけのサービスがあった。

 

一つ何しろ遅い、のろのろ動く。一つ夏は冷凍ミカンが美味しかった。

この情緒は今は味わえない。写真撮影の良い田園風景を走る蒸気機関車は観光用として運用して

 

いる。明治維新から僅か5年で蒸気機関車による鉄道開通を日本人は成し遂げた。これは明治政府の官僚は時代を見ていた。

 

徳川幕府がもし延命されていたらどうなったのか・・考えたことは??

どうなっていたのか想像すると違った日本が見える。

 

蒸気機関車は母を思いだす。アメリカに行くよりも時間がかかる東京に。蒸気機関車に乗って。

看護婦(当時の呼称)資格を得るため。そして父との出会いがある。木挽町にあった

 

「平民病院」。木挽町もなければ、平民病院もない。蒸気機関車もない。(運転されているが運用はない)代わりに銀座、市民病院、新幹線と時代は急速に変わる。このスピード感覚は留まる

 

ことがない。産業革命Ⅰは蒸気機関車に代表、今は産業革命Ⅳ。AI リニア―新幹線、自動運転、空飛ぶタクシー、ドローンなど社会インフラが変わる時代の変異点。ピンチポイントがいつ

 

現れるか。期待したい。

 

de 非宇宙人