離れがある家は少ない。建設当初はかまどがあり、火を使っていた。
防火。使いかたは良くわからないが、今は物置。何年も入ったことがない。
離れは平屋。屋根の上には物干し台があった。雨風に晒されていたので、
木が脆くなり、撤去した。物干し台は梅干しを天日干しをする。
小田原の小梅で紫蘇と合わせた保存食。塩が噴き出るくらい多めに
撒く。梅干を見るとパブロフ現象となる。今の梅は美味しい。
離れはひと間と押入れがあるので 机をいれて 文化放送を聞きながら
徹夜で受験勉強した。・・・・孤独感が勉強に向いている。図書館で勉強する
より安心感がある。母が必ず夜食を差し入れてくれた。学校はいつも遅刻。
学校の授業は熱心に聞いた。
今も同じ間取りの部屋でブログを書いている。穴蔵人間。
大広間は落ち着かない。ごみごみしている雰囲気が気に入っている。
清潔好きな人には分からない心境。離れには母屋にない解放感がある。
今風の家に解放感のある空間はどんなか体験したい。便利さより安心できる空間。
多分ロフトか屋根裏の閉塞感ある場所が気に入ると思う。
とある家が売りに出ていた。谷戸の中にある一軒家。不便な場所。
整理のお手伝いに行った。大きな離れがあった。床の間も茶室も
ある。手入れが行き届いていた。比較すると雲泥の差。落ち着く場所は
人さまざまと妙に言い聞かせた。
現実の空間と心の空間 安心と楽しみ方を再度 トライして自分の「離れ」を創っている・
de 非自然人