家(自宅 遮寒) | ab5fcのブログ

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エコと生活力を向上に向けたブログ博物館を試作中

日本家屋の良さをもう少し書きたい。

昔の家には廊下がある。

 

外に面した部屋には廊下がある。

この「間」が空気でが充満している。

 

東北では玄関が二重の扉があるのと同じ。

空気は寒さを遮る素材。また障子は紙が優秀な遮寒機能あり。

 

縁台がある家は少ない。ここで夕涼みする。昔懐かしいシーン。

物を出し入れすには中間的な空間。

 

日本家屋には知恵がいっぱい詰まっている。台所、寝室、リビング

玄関以外にも大工の知恵が発見できる。隠し空間がある。

 

どうしても使われない空間を物置にしている。二階へ行く階段の斜め。

ロフトのような空間。部屋が四角いが屋根の傾斜で空間が出来る。

 

これを秘密の図書室に出来る。日本家屋に平面・断面はあるが工法が書かれていない。

但し、建築材料は事細かく記載、またその当時の値段も書かれている。

 

大黒柱を中心に梁を巡らし、家が構成される。古民家には同じ空間が認められる。

この空間の活かし方が面白い。空間の設計は快適な居住空間を提供するだけでなく

 

無駄と思われる空間に新しい活用がある。古民家を生かす方法かも。

見えないところに日本人の心が詰まっている。トタンの屋根の末端にも家紋がついている。

 

古ぼけた古い家は寒くて、暑い家とは思っていたが、近辺の環境が変わり、昔の

知恵とかみ合わない。エアコン、冷蔵庫、TV、掃除、今と昔では生活態様が変わった。

 

住む人が変わる必要がある。どのように変わるか、その変貌が面白い。日本家屋の概念を

忘れずに、毎日少しづつ配置換えやインテリアを替えている。変化が人間の創造性を

 

豊かにする。整(ととの)はない不揃さ調和を見出す美的なセンスを発見したい。

 

de 非自然人