今年2019年元旦、東京、原宿・竹下通りを車が暴走、8人が負傷、1人が重体となっている件で、逮捕された日下部容疑者が乗っていたレンタカーから発見された、手製の火炎放射器の実証実験が、今日、警視庁が行いました。
実験は非公開だったようですが、NHKがニュースで流したところを見るとリークネタなんでしょうね。
日下部和博容疑者は、発電機の電源で高圧洗浄機で灯油を10m余、噴射させ火を点けるようとしていたと見られるとのこと。
要は火炎放射器を作りたかったようですが、火炎放射器はローテクのように見えて、実はかなり面倒な兵器。ギリシャ時代からあるのはわかっていますが、今持って正確な製造法がわかりません。
警視庁は実際に、殺傷力があることを証明したかったよう、実験では数m、炎が水平方向に飛び、殺傷能力は十分と判断するつもりのよう。
しかし、高圧洗浄機は10mほど灯油を飛ばせる能力があり、日下部和博容疑者の設計ミスと言えそう。これが火炎放射器の難しいところ。
第二次大戦で使用されたものでは10mから最大20mまで火炎放射できた兵器もあるとか。しかし、噴射時間が短時間で殺傷能力が低いことから、以後、ナパーム爆弾、燃料気化爆弾が主力となっています。
ただ、限定的な特殊目的用に自衛隊を含む、多くの軍隊で未だに保有はしているようです。
実験からすると、やはり素人が手を出すには難しすぎる兵器であることが良くわかります。



