シリア東部グータ地区をアサド政権軍が半分以上を制圧して、内戦が終息するかと見えたところで、今度は北部アフリンにトルコの支援を受ける反政府組織が攻勢……
これは北部で支配地域を拡大するクルド人勢力が、トルコ国内のクルド人テロ組織と繋がりがあるとして反発したトルコが、シリア反政府勢力と協力して軍事作戦を行ったもの。
クルド人勢力の拠点都市アフリンでは、クルド人勢力は抵抗せず撤退した模様。
これについてトルコ・エルドアン大統領『アフリン中心部を支配下においた』と発表。
トルコ側は住民に被害が及ぶ攻撃はしていないとしていますが、人権監視団体によると今年1月以降で子どもを含む289人が死亡しているとのこと。
シリア内戦では、ISイスラム国掃討戦を第一にしたアメリカがクルド人勢力と協力関係を築いたのに、国内でクルド武装組織との紛争を抱えるトルコが反発。アメリカとの関係が悪化、トルコ軍はシリア領内に越境を始めました。
一方、グータ地区制圧が成功しつつあるアサド政権軍は、化学兵器を使用したとして、アメリカは再度、シリア攻撃の準備に入ったとも。
ロシア機撃墜で関係が悪化したトルコですが、今はクルド人勢力掃討で越境するため、でロシアと手を打ったよう。
もうグチャグチャのシリア内戦とそれに巻き込まれている周辺国。まさに昨日の敵は今日の友ってところ。
結局、誰がシリアの天下統一を主導するんでしょう?主役が現れるまでは戦闘は続くんでしょうね、残念ながら。






