6月に米・イージス艦フィッツジェラルドと フィリピン籍のコンテナ船『ACX CRYSTAL』が衝突事故を起こした件で、米第7艦隊は艦長を含む3人を解任、見張り役の下士官など計十数人を大量処分です。
この事故では米艦の7人が死亡していますが、死亡者には違反行為はなく、他の乗組員を救助しようとしたとして、称賛しています。
事故原因については『見張り役のチームワークが欠けており』……
『リーダーシップが十分でなかった』と過失を認めました。
一方、衝突は回避可能なもので双方の操縦が未熟だったとして、コンテナ船にも一定の過失があるとしたいよう。
米海軍で艦隊勤務から解任されることは、事実上のクビを意味し、米海軍作戦副部長のモラン大将も『対象者はそれぞれの職責において指揮を執る能力についてわれわれの信頼を失ったため艦を降りることになる。艦に戻ることはない』としました。
ただし、処分は最終的なものでなく、今後、さらに処分が増えることもあるとしています。
フィッツジェラルドは応急修理は完了しましたが、単独での航行は危険だとして浮きドックで米本土のドッグに運ばれる見込みとのこと。
軽い処分に見えるようですが、イージス艦級の艦長の育成には数十年かかることから、艦長と士官を失うのは第7艦隊にも痛手です。





