そこで珍しくロシアが和平案を提示、取り敢えずシリア内戦だけでも収めて、新政府を樹立しようと関係国と協議が昨日から始まりましたが……
シリア和平には、アサド大統領のクビを差し出せとする欧米などと、アサド大統領だけは絶対死守のロシア対立、どうやら交渉は決裂しそう。
シリアに大きな権益を持つロシアとしては、アサド大統領が大政奉還を申し出ても許さないことは確実。
これまた、ロシアによる事実上のシリア占領になるかも。しかし、それには地上軍の投入が不可欠で、ロシアにそこまでの余力があるか大いに疑問なのが、話をさらにややこしくさせそう。