今では書道家でもなければ使わなくなった『くずし字』を判読するシステムが開発中なのだとか。
国内には、くずし字で書かれた文献が100万以上残存すると見られますが、専門家以外に読めないことが問題になっているとのこと。
そこでコンピュータに、くずし字のパターンを片っ端から記憶させ、パターンマッチングさせようというもの。
しかし、くずし字は書き手の個性があるので、『あ』だけで約300パターン、約1万種のデータベースが出来ましたが……
今のところ、精度は80%程度ですから、まだ実用化には時間がかかりそう。
くずし字解読システムは文系以外からも期待されているとか。下の画像の准教授は専門が宇宙物理学で、オーロラの文献を調査中なのですが、くずし字解読不能で研究が頓挫しているとか。
オヤジも久しぶりに、書きものでもしようかと思っていて、資料の在り処もわかっているのですが、くずし字が読めず、現在中断中……
昔お世話になった骨董屋の親分さんも、書画骨董の類は、くずし字が読めるようになると、かなり真贋が見えてくると聞いたことがります。確かに印鑑は偽造できても、内容が合わなければ、ニセモノだってことがすぐわかるってことみたい。
しかし、さすがにこれから『くずし字』を覚えるのはキツイので、このシステムが出来るのを待った方が良いみたい。
100万の古書の解読が進めば、日本史はまた書き変わるかもしれませんね。