火星着陸機は、母機のマーズ・エクスプレスに搭載され、火星周回軌道から切り離され、火星に着陸、火星にかつて水があるか探査する予定でしたが、2003年12月、火星の大気圏に再突入後、交信が途絶えていました。
しかし、NASAの火星探査機マーズ・リコネッサンス・オービターが撮影した画像に、火星表面にビーグル2と見られる物体が写っていることを、イギリス宇宙庁が発見。
分析したところ、太陽電池のパネルが一部が開いた状態であることも確認されました。
ビーグル2の軟着陸はパラシュートで減速後、エアバッグで衝撃を吸収して軟着陸する方式。どうやら、軟着陸後、エアバッグからの脱出に失敗したよう……
折角見つかりましたが、太陽パネルを全て展開しないと交信再開は不可能とのこと。
母機のマーズ・エクスプレスはその後も火星周回軌道にとどまり、30億年前、火星に海が存在した証拠を発見しました。
それにしても、ビーグル2を発見したマーズ・リコネッサンス・オービターの解像度は、発表通り偵察衛星並のよう。
マーズ・リコネッサンス・オービターの役割は、火星の地表を正確に撮影して、将来の有人火星探査に役立てるのだとか。
ひょっとしたら、数十年後、火星に降り立った宇宙飛行士が、ビーグル2を修理してくれる日が来るかも知れませんね。