これはシナリオが用意されていない事故対処訓練で、ミリタリーの世界ではダメージ・コントロール訓練として一般的なもの。
11日の想定は、震度6強の地震が発生、川内原発が停止、火災や土砂崩れが発生したとするシナリオ。
国が原子力災害対策特別措置法に基づく訓練はこれが初めてと、如何に安全神話に胡座をかいていたかが良くわかるというもの。
川内原発だけでなく、現地対策本部、原子力規制庁、九電本店とのTV会議を通じた、情報共有などもテストされたとのこと。
初日から、原発5キロ圏の要介護者の避難訓練を行ったところ、救急車の到着が遅れるトラブルも。
明日は、原発の冷却機能喪失、放射性物質拡散を想定して、半径30キロ圏の住民避難や、甲状腺被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤の服用指示などの訓練を行うとか。
やっと現実的なダメージ・コントロール、避難訓練が行われましたが、万事成功ってお約束の訓練では意味がありません。
訓練のときにこそ、トラブルを少しでも多く炙りだして、最悪の日には、最良の対処・避難が出来るようにならないといけません。