これはヒトの先祖がサルから分岐したより、遥か昔の大ご先祖様の話。
従来の説では、ヒトの大ご先祖様は、恐竜が地球を支配する時代、その片隅で細々と生活していたと考えられていました、
しかし、米科学誌サイエンスに発表された最新の説では、恐竜が絶滅後、20~40万年後に、小さな胎盤哺乳類がさまざまな種に枝分かれし、驚異的な多様性を持つに至ったとのこと。
論文の執筆者である米ニューヨーク・ストーニーブルック大学のオリアリー氏によると、『げっ歯類や霊長類は鳥類を除く恐竜たちと共存していたわけではなく、恐竜が絶滅してから間もなく、せわしなく動きまわって虫を食べていた小さな動物から枝分かれした』と説明しています。
つまりヒトの大ご先祖様は、虫食いの小型4足歩行動物だってことになります。
隕石衝突で70%の生物が滅んだといわれる恐竜絶滅時には、哺乳類は極めて少数派だったってことですが、それにも関わらず、なぜ長い『隕石衝突の冬の時代』を生き延びることが出来たのでしょう?
その後も、地球は幾度も気候変動に見舞われましたが、哺乳類は生き延びました。この理由については、新たな研究待ちですかね。