江副氏が躓いたのが、同社の未公開株を政界にバラまいた、所謂、リクルート事件。
所謂、贈収賄事件と違って、江副氏が直接利益を得るのではなく『名刺代』の意味合いが大きかったとも言われますが、13年に及ぶ裁判の末、執行猶予3年の有罪判決に。
閣僚からリクルート未公開株を受け取っていた閣僚が次々辞任し、竹下内閣が吹っ飛び、以後、小泉内閣誕生まで、自民党政権が凋落する結果にも。
リクルート事件以降、江副氏は経営の一戦を引き、さらにダイエーに株式を譲渡。次世代の経営者としての江副氏は終わることに。
しかし、晩年はそのおかげでバブル崩壊に苦しめられることもなく、趣味のオペラがらみで若手芸術家の支援活動が出来たとのことですから、人間なにが幸いするかわかりません。取り敢えず、合掌。