去年1年間に589回の竜巻注意情報に対して、実際に発生したのはわずか8回。その一方、竜巻注意情報が出ていないのに突風が発生したのが31回。
成功率は1%程度……
気象庁も今の技術では精度を上げるのは難しいと敗北宣言です。
その一方、つくば市・真岡市長は『県全体で情報を発表(しても)住民行動がとれない。範囲を絞り込んでいほしい』との要望です。
東京工芸大学・田村教授は『情報を確実に伝えたうえで、どう行動とれば安全か知らせる必要がある』と述べていますが、実際問題、発生の有無がわからないのですから、難しいですね。
技術的には、ドップラー・レーダーを高密度に配置すれば、予測・発生の精度を上げることは不可能ではないですが、費用的に無理でしょう。
今月の竜巻は不幸中の幸いで、昼間に発生したので、竜巻の発生が明確になりましたが、夜間であったら、一夜明けるまで被災した人たちは何が起きたのかさえ、わからなかったでしょう。
情報伝達よりも、情報収集と迅速な救助体制を構築する方が竜巻被害対策には良いかも知れません。