通信が再開できたのは、3種類装備された『あかつき』の低利得アンテナとのこと。無指向性なので、『あかつき』の姿勢に関わらず、通信可能ですが、転送速度は毎秒1文字ですから、実用的なデータの送受信は不可能でしょう。
通常は、データ送受信には、中程度のデータを送受信する中利得アンテナを使用します。このアンテナが使用できないとすれば、衛星の姿勢が正しく制御されていない可能性があります。
同様に金星の画像など大量のデータを送るアンテナも、地球に正しく向けられていないと使用できません。
今のところ、原因が何かもわからない状態のよう。逆噴射の状況によっては、早めに軌道修正しないと、周回軌道に留まれないか、あるいは再び惑星軌道にはじき飛ばされてしまいます。
原因究明が待たれます。