ハル・ノート以来、アメリカの外交パターンは決まっている。
交渉の余地があるときは、柔軟な姿勢を見せるが、開戦を決意すると、一転、強硬な態度に転じる。
北朝鮮が、軽水炉を含め核施設を全面的に放棄しなければ、開戦は避けられないだろう。
まだ、国連での協議が残っているが、中国、ロシアが賛成するとは思えないので、また、アメリカ単独になる可能性が高い。
今回は、隣国であるから、日本、韓国も引っ張り出されるのは覚悟しなければならない。
しかし、北朝鮮との一体化政策を進める韓国は、容易には頷かないだろう。
そうなると、日本は苦しい立場になるだろう。
とても、後方支援くらいでは済まないからだ。
選挙後、肝心の郵政を、放り出して、小泉首相が訪米したのも頷ける。
北朝鮮問題に対して何らかの話し合いが持たれたのは確実だ。
イラクで苦戦中だから、当分、極東で軍事行動は起こせないというのは、楽観論だ。
北朝鮮の場合は、占領する必要がないから、空爆だけになる可能性もある。
その場合は、日本海にトマホーク搭載のイージス艦が、韓国にはステルス攻撃機が、グアムには戦略爆撃機が、すでに配備されているから、いつでも攻撃は可能だ。
ここ数週間は、6カ国協議の行方を注視しなければならない。