2021年7月21日、ベルギー王室のフィリップ国王、マティルド王妃、エリザベート王女(19)、ガブリエル王子(17)、エマニュエル王子(15)、エレオノーレ王女(13)は、ブリュッセルの聖ミカエル大聖堂と聖グドゥラ大聖堂で2021年の建国記念日に開催された礼拝に出席されました。 ベルギー建国記念日は通常、礼拝と軍事パレードで祝われます。
午前中、フィリップ国王、マティルド王妃とその4人の子供たちは、サンミッシェル大聖堂のテデウムに出席しました。ロラン王子はワロン地域モンスのサントワドル大学教会へ、アストリッド王女とその夫であるローレンツ王子は、ハッセルトのサンクエンティン大聖堂の礼拝に出席されました。
次男のエマニュエル王子も背が高くなりましたね！
マティルド王妃のヘッドバンドとクラッチ、エリザベート王女の帽子とクラッチはFabienne Delvigne(ファビエンヌ・デルヴィーニュ)。ベルギーの帽子ブランドで、マティルド王妃やマキシマ王妃が愛用されるブランドです。
マティルド王妃とエリザベート王女の衣装は共にベルギーのブランドNATANのものでした。
こちらもマキシマ王妃も愛用されるブランドです。
今年のエリザベート王女の衣装は今までとテイストが違います。ご本人の好みが変わられたのか、王立陸軍士官学校で入隊中の王女に代わって母親のマティルド王妃が用意された衣装なのでしょうか。
デザインや色的にもマティルド王妃やマキシマ王妃が着用しても似合いそうな衣装です。
ガブリエル王子(17)は8月には18歳になります。
エレオノール王女(13)は爽やかなミントブルーのドレスを着用されました。ベルギーのブランドMeer Coutureのものです。
午後には、フィリップ国王、マティルド王妃、ガブリエル王子、エマニュエル王子、エレオノーレ王女、アストリッド王女、ローレンツ王子、ロラン王子、デルフィーヌ王女、ジム・オヘア氏が宮殿広場での建国記念日式典に出席されました。
デルフィーヌ王女は、2020年10月にアルバート前国王の娘として認められ、今年初めてこの祝賀式典に出席されました。
左からジム・オヘア氏、デルフィーヌ王女、ロラン王子、ローレンツ王子、アストリッド王女
フィリップ国王は軍の最高司令官として、陸軍の4つ星の将校の制服を着ていました。ロラン王子は海軍の制服を、アストリッド王女は医療部隊の制服を着用されていました。
今年、エリザベート王女が王立陸軍士官候補生としてパレードに参加されました。王立士官学校（RMA）の2年目に戻ることは無いと発表されている為、このパレードへの参加は最初で最後となりました。
マティルド王妃は感動した様子で、涙を拭っているように見えました。
2020年3月に新型コロナウィルスの陽性が発表されたクレア妃は昨年に続き今年も出席されませんでした。
2021年の新年を祝って公開されたロラン王子一家の家族写真
ロラン王子とクレア妃は別居報道もありますが、夫妻の結婚式や子供達の洗礼式を執り行い、最近でも連絡を取り合っているというキジルベール神父が別居報道を否定しています。
「人々に奉仕するだけなら役に立たないこれらのうわさをすべて捨てましょう。カップルは順調で、団結したままです。」
デルフィーヌ王女は、ギニア出身のベルギー人デザイナー、シレ・カバによってデザインされたErratum Fashion エラッタファッション（植民地時代の過去の誤りの訂正を表すブランド）の衣装を着用されました。
目がモチーフの独特なバッグが足元に置かれています。
デルフィーヌ王女の隣は2000年からパートナー関係にあるアイルランド系アメリカ人のジム・オヘア氏です。
デルフィーヌ王女、ポケットに手を入れているようにも見えます…足も組んでいましたし…
※この衣装にポケットが有るのかは確認できていません
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