2020年7月21日、フィリップ国王、マティルド王妃、エリザベート王女(王太女)、ガブリエル王子、エマニュエル王子、エレオノーレ王女はがブリュッセルの聖デュラ大聖堂でNational Day 2020(建国記念日)のテデウムミサに出席しました 。
ベルギーのNational Dayはベルギー国民の誕生、ベルギーの文化と誇り、ベルギーのオランダからの独立を祝います。
ドレス、ヘッドバンド、マスクがペールピンクでコーディネートされています。
マティルド王妃の衣装はベルギーのファッションハウス、NATANのものです。今年の5月にも着用されていました。今回もベージュの帽子を合わせていますが、前回よりもつばが広い帽子です。
4人姉弟達の末っ子、エレオノール王女の衣装は2015年のNational Dayでエリザベート王女が着用していたドレスと同じものだと思います。5年後のエリザベート王女は18歳になり、ピンヒールとクラッチバックで大人の装いでした。
ベルギーのNational Dayは通常、全国的な祝賀行事で大聖堂の外に群衆が集まり、礼拝後にロイヤルファミリーと国民が交流する場面があります。
しかし、今年は新型コロナウィルスに関して63,893人の症例と9,800人の死者を記録した国では、そのような場面はありませんでした。
新型コロナウィルス危機と戦う英雄(医療従事者等)に敬意を表し、第二次世界大戦終結75周年を記念したNational Dayの式典でしたが、パレードは例年よりも縮小されたのかもしれません。
ドレスに合わせたマスクで、使い捨てのマスクよりもエレガントです!
アストリッド王女の次男のジョアキム王子とロラン王子の妻クレール妃が新型コロナウィルスの検査で陽性が出ていることが発表されています。
さらに国王一家は、National Day 2020を記念して、モルランヴェルツの在宅ケアセンター「La Maison de Mariemont」を訪問されました。
新型コロナウイルスのパンデミックにより、伝統的なパレード、祝賀行事、花火は中止され、危機に対処する医療従事者を称える代替プログラムに置き換えられました。
関連記事
以上です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。