2020年7月21日、フィリップ国王、マティルド王妃、エリザベート王女(王太女)、ガブリエル王子、エマニュエル王子、エレオノーレ王女はがブリュッセルの聖デュラ大聖堂でNational Day 2020(建国記念日)のテデウムミサに出席しました 。




国王夫妻の長女エリザベート王女(18)は次期国王となる王女です。




ガブリエル王子(16)、エマニュエル王子(14)、エレオノール王女(12)も出席しました。



ベルギーのNational Dayはベルギー国民の誕生、ベルギーの文化と誇り、ベルギーのオランダからの独立を祝います。




エリザベート王女(王太女)はドレスと同じ生地で作られたマスクを着用されています。
ドレス、ヘッドバンド、マスクがペールピンクでコーディネートされています。




ロイヤルファミリーは礼拝を終えるとマスクを外して大聖堂の階段を下りました。







マティルド王妃の衣装はベルギーのファッションハウス、NATANのものです。今年の5月にも着用されていました。今回もベージュの帽子を合わせていますが、前回よりもつばが広い帽子です。



4人姉弟達の末っ子、エレオノール王女の衣装は2015年のNational Dayでエリザベート王女が着用していたドレスと同じものだと思います。5年後のエリザベート王女は18歳になり、ピンヒールとクラッチバックで大人の装いでした。



ベルギーのNational Dayは通常、全国的な祝賀行事で大聖堂の外に群衆が集まり、礼拝後にロイヤルファミリーと国民が交流する場面があります。

2019年の様子

 しかし、今年は新型コロナウィルスに関して63,893人の症例と9,800人の死者を記録した国では、そのような場面はありませんでした。






礼拝の後、フィリップ国王とマティルダ王妃は衣装を着替え、ブリュッセルのプレイスデパレで開催された式典に出席されました。











新型コロナウィルス危機と戦う英雄(医療従事者等)に敬意を表し、第二次世界大戦終結75周年を記念したNational Dayの式典でしたが、パレードは例年よりも縮小されたのかもしれません。







マティルド王妃とエリザベート王女のマスクです。
ドレスに合わせたマスクで、使い捨てのマスクよりもエレガントです!






素敵なマスクでしたが、マスク無しの方が美しいお顔が拝見できて良いですね。


マティルド王妃のヘッドドレスを様々な角度からご覧下さい。正面から見て帽子かと思いましたが、ヘッドバンドのようですね。大きな花の飾りが華やかです。



この式典にはフィリップ国王の妹のアストリッド王女夫妻と弟のロラン王子も出席されました。

アストリッド王女の次男のジョアキム王子とロラン王子の妻クレール妃が新型コロナウィルスの検査で陽性が出ていることが発表されています。






さらに国王一家は、National Day 2020を記念して、モルランヴェルツの在宅ケアセンター「La Maison de Mariemont」を訪問されました。 


フィリップ国王とマティルド王妃は3着目の衣装へ着替えました。ガブリエル王子とエマニュエル王子は最初のスーツとネクタイのまま、エリザベート王女とエレオノール王女は2着目の衣装へ着替えました。




エリザベート王女は衣装と同時にマスクとイヤリングも変更されました。




新型コロナウイルスのパンデミックにより、伝統的なパレード、祝賀行事、花火は中止され、危機に対処する医療従事者を称える代替プログラムに置き換えられました。








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