2021年3月24日、スペイン王室のレオノール王女(15)はセルバンテス文化センターの本部を訪問されました。
両親のフェリペ6世やレティシア王妃に同行するのではなく、単独で公務に出席されるのは初めての事でした。
レオノール王女はセンターの30周年記念イベントに出席。 訪問中、レオノール王女はカルメン・カルボ副首相(左)とセルバンテス文化センターの所長であるルイス・ガルシア・モンテロ氏(右)を伴っていました。
カルメン・カルボ副首相(左)、マスクのせいか髪型を含めたシルエットがレオノール王女の祖母ソフィア前王妃に似ていると思いました。
レオノール王女はセルバンテス文化センターの施設を見学し、研究所のデジタル化プロジェクトに関する情報を受け取り、スペインで話されているさまざまな言語で書かれた優れた文学作品を特集する展示会を視察されました。 セルバンテス文化センターは、スペイン語の普及と教育に取り組んでいます。
レオノール王女は2年前の13歳の誕生日に同じくセルバンテス文化センターで最初の公開演説を行いました。そして、今回はその時読み上げたスペイン憲法のコピーを寄託しました。
この文書は、レオノール王女と妹のソフィア王女（13歳）が今年4月の本の日を祝うためにソーシャルメディアライブで読んだ古典小説ドンキホーテデラマンチャのコピーを含む、60の貴重なスペイン文化アイテムとともに研究所の安全な施設内に保管されました。
安全デポジットボックスの碑文
「2021年3月24日 、アストゥリアス王女殿下は、30周年を記念してセルバンテス文化センターを訪れた際に、スペイン憲法とドンキホーテデラマンチャの2部をレターボックスに入れました。」
Princess of Asturiasの称号を持つレオノール王女は国王夫妻の長女(第一子)で、王位継承者です。
Princess (Prince) of Asturiasはスペインの王位継承者に与えられる称号で、父親のフェリペ6世もかつてはPrince of Asturiasの称号を保持していました。イギリス王室のPrince of Walesのような意味合いだと思います。
その後、レオノール王女は集会所に移動し、研究所の30周年に向けて計画されている追加の祝賀会について聞き、専門家によって行われている技術的デジタル保存作業について聞きました。
先月、10月に16歳の誕生日を迎えるレオノール王女が9月からイギリス ウェールズのアトランティック・カレッジへ留学することが発表されました。アトランティック・カレッジは全寮制の高校で、国際バカロレア資格(世界共通の大学入学資格)の取得を目指すようです。
世界の王室ではオランダのウィレム=アレクサンダー国王、ヨルダンのラーイヤ王女、ベルギーのエリザベート王女 がアトランティック・カレッジの卒業生です。
そして、オランダのアレクシア王女(左から2人目)の入学も発表されており、同時期に2人の王女が在籍することになります。
良いご学友となるのでしょうか？
レオノール王女は清楚な雰囲気とクールな表情で、聡明なイメージです。幼い頃から将来の王位継承者として教育され、その自覚もお持ちなのでしょう。
一方のアレクシア王女(15)は、オランダ国王夫妻の次女で、王位継承者の妹という立場です。
化粧や髪型のせいか大人びた印象。6月には16歳の誕生日を迎えます。
友人とのTik Tok動画が流出するなど、今時の10代の女の子のようです。また喫煙疑惑もあり、王室の問題児？
レオノール王女とはタイプが違いそうですね。
👚レオノール王女のファッション👚
Poète
Mirta Dress
スペインのブランドPoète(ポエット)のドット柄ドレスを着用されました。
記念すべき初単独公務でしたが、過去に着用されたドレスを着まわし。堅実なレオノール王女です。
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以上です。
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