2020年7月7日、ヨルダン王室のラーイヤ王女(34)とイギリス人ジャーナリストのネド・ドノヴァン氏(26)がイギリスで結婚式を挙げました。
2019年11月5日に婚約が発表され、2020年4月に
ヨルダンで盛大な結婚式を挙げる予定でした。その予定は新型コロナウィルスの影響によりキャンセルされましたが、ヨルダン国王アブドゥッラー2世の許可を得てイギリスにあるヌール前王妃の邸宅で結婚式を挙げたのです。
また時期は不明ですが、ウェールズのアトランティック・カレッジで学んだ後、エディンバラ大学で日本語の学士号を取得、コロンビア大学で日本文学の大学院の学位を取得しています。
そして東京で三年間就職した後、カリフォルニア大学で「日本とアラブ世界における中世の戦士物語の受容と国民アイデンティティの構築への影響」について、UCLAのアジア言語文化部で博士号を取得されました。
ラーイヤ王女の父親である前国王フセイン1世は離婚と死別により4度の結婚をしましたが、同時に複数の女性と婚姻関係にあることはなく、生涯一夫一妻でした。
アブドゥッラー2世とハヤー妃、ラーイヤ王女はそれぞれ母親が違う異母兄弟です。
一方、新郎ネド・ドノヴァン氏は著名な作家ロアルド・ダールの孫です。
ヨルダン王女の結婚相手がイギリス人ということですが、ラーイヤ王女の母ヌール王妃はアメリカ出身、現国王アブドゥッラー2世の母ムナー・アル=フセイン王妃もイギリス出身なので、国王や国民も好意的に受け取っているかもしれません。
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