9年目の結婚記念日を迎えたモナコ公国のアルベール2世とシャルレーヌ公妃のロイヤルウェディングを紹介します。



2011年7月1日に民事婚が行われ、翌日の7月2日に宮殿の中庭で宗教的な結婚式が行われました。
アルベール2世は53歳、シャルレーヌ公妃は33歳でした。ん


7月1日、宮殿の玉座の間で民事的な結婚式が行われました。





民事的な結婚式の様子はテレビ中継され、国民が見守りました。





結婚式の後は屋外で祝賀行事が行われました。モナコ市長が祝辞を述べています。


ロングスカートかと思いきや、結婚式にワイドパンツ!
さすがシャルレーヌ公妃です。このジャンプスーツはCHANELのものです。

バルコニーでキスを披露したり、市民の祝福に応えるお二人。


アルベール2世の姉カロリーヌ公女(中央)と妹ステファニー公女(右)。左はカロリーヌ公女の次女アレクサンドラ王女。アレクサンドラ王女はカロリーヌ公女の三番目の夫との子供で、ハノーファー王家のprincesの称号を持っています。


新郎新婦の後ろに立つのはメイド・オブ・オナーのDonatella Knecht de Massy(アルベール2世の従兄弟の妻)とベストマンのChristopher Levine(グレース・ケリーの姉の息子)です。メイド・オブ・オナーとベストマンはウィリアム王子とキャサリン妃のロイヤルウェディングでのピッパさんとハリー王子の役割です。






「Infinite Cascade(無限の滝)」ネックレス
Nagib Tabbahのデザイン。
1,237のダイヤモンドと6つの洋ナシ形の真珠をあしらった18Kローズゴールドでつくられています。

その後、シャルレーヌ公妃はジャケットを脱ぎ、ネックレスを付け、祝賀コンサートへ出席されました。ライブステージへ上がる事を考慮してジャンプスーツだったのでしょうか。





翌日の2011年7月2日、モナコの宮殿で宗教的な結婚式が行われました。


カロリーヌ公女と娘のアレクサンドラ王女




カロリーヌ公女の長男アンドレア・カシラギとタチアナ・サント・ドミンゴ(現在の妻)


カロリーヌ公女の長女 シャルロット・カシラギ(左)と当時の交際相手、イギリス人アートディーラーのアレックス・デラル(右)


カロリーヌ公女の次男ピエール・カシラギとベアトリーチェ・ボロメオ(現在の妻)


ステファニー公女(左から二番目)と子供達です。 
長男のルイ・デュクリュエ(左)、長女ポリーヌ・デュクリュエ(右から二番目)、次女カミーユ・ゴットリーブ(右)




シャルレーヌ公妃の家族です。
中央は母親のリネット・ウッドストック。お若いですね。姉妹かと思いました。


手前はステファニー公女とカロリーヌ公女、三列目にはカロリーヌ公女の三番目の夫の息子エルンスト・アウグスト王子とクリスティアン王子の姿も。この兄弟はアレクサンドラ王女にとっては異母兄です。


お父様と入場されるシャルレーヌ公妃。
ウェディングドレスはジョルジオ・アルマーニのデザイン。40,000個のスワロフスキーと20,000個のマザーオブパールがあしらわれ、トレーンは5mです。

※マザーオブパールとは真珠の母貝から作られるクリスタルのことです



ベールダウンした花嫁、神秘的で素敵です。



有名なグレース・ケリーの結婚式でもこのように椅子に膝を着いてお祈り?誓い?をしている場面がありましたね。


グレース・ケリーの孫で大公の姪にあたるポリーヌ・デュクリュエとシャルロット・カシラギがスピーチを行いました。


大公の姪、カミーユ・ゴットリーブがリングガールを務めたようです。



National Day等モナコ公室の行事が行われる宮殿の大階段。


メイド・オブ・オナー新郎アルベール2世の従兄弟の妻、Donatella Knecht de Massy(右)が務め、デンマーク出身のデザイナー イザベル・クリステンセンも花嫁の移動を手伝いました。






元競泳選手で肩幅が広いシャルレーヌ妃ですが、オフショルダーのウェディングドレスがすごくよくお似合いです。



モナコのロイヤルウェディングでは花嫁はティアラを付けないようです。グレース・ケリーやアルベール2世の姉、カロリーヌ公女も結婚式でティアラを付けていませんでした。



祝福のフラワーシャワーを浴びるお二人。後ろには民族衣装のブライズメイド達。
ブライズメイドは親族ではなく、7歳前後の地域の子供達が務めました。


パレードで使われたオープンカーはレクサスでした。
宮殿からサントデヴォート教会へ移動されました。。





モナコの守護聖人であるサントデヴォート教会(Sainte Devote church)を後にするお二人。祭壇にウェディングブーケを置きました。







〈ウェディングゲスト〉

スウェーデン王室 カール=グスタフ国王とシルヴィア王妃


スウェーデン王室 ヴィクトリア王女とダニエル殿下

スウェーデン王室 カール=フィリップ王子とマデレーン王女



ベルギー王室 パオラ王妃と国王アルベール2世

ベルギー王室 マティルダ王妃とフィリップ国王(当時は皇太子)



オランダ王室 マキシマ王妃とウィレム=アレクサンダー国王(当時は皇太子)



デンマーク王室 フレデリック皇太子とメアリー皇太子妃

デンマーク王室 ヨアキム王子とマリー妃


イギリス王室 エドワード王子とソフィー妃


イギリス王室 マイケル・オブ・ケント王子とマリー=クリスティーヌ妃



モロッコ王室 ラーラ・メリヤム王女(右)と娘のラーラ・ソウカイナ王女(左)


リヒテンシュタイン公国 アロイス公世子とゾフィー妃


ルクセンブルク公国 アンリ大公とマリア=テレサ大公妃


ルクセンブルク公国 ギヨーム大公世子(左)と
ノルウェー王室 メッテ=マリット皇太子妃、ホーコン皇太子(右)


タイ王室 シリワンナワリーナーリーラット王女



イラン 最後の皇后ファラ・ディヴァ



Prince Carlo of Bourbon-Two Sicilies, Duke of Castro and Princess Camilla 
カストロ系ボルボーネ=シチリア家の家長(両シチリア王位請求者)のカルロ・ディ・ボルボーネ=ドゥエ・シチリエ公爵と妻のカミッラ公爵夫人



Prince Louis Alphonse of Bourbon and Princess Marie Marguerite
ルイス・アルフォンソ・デ・ボルボン・イ・マルティネス=ボルディウと妻のマリア・マルガリータ
スペインの銀行員で、フランスの王位請求者。スペイン・ブルボン家の一族で、アンジュー公ルイ・ド・ブルボン(フランス語: Louis de Bourbon)、あるいはフランス王ルイ20世と呼ばれる。


Grand Duchess Maria Vladimirovna of Russia
ロシア帝位請求者マリヤ・ウラジーミロヴナ・ロマノヴァ(ロシア女帝およびロシア帝室家長の称号を持つ)


ウェディングドレスをデザインしたジョルジオ・アルマーニは姪のロベルタと参列しました。
「ロイヤルウェディングという重要な機会、当日のアクシデントに備えてウェディングドレスは2着用意していた」と後に語っています。



大階段での記念撮影です。
最前列、新郎新婦の親族に混じってルクセンブルク公国のアンリ大公とマリア=テレサ大公妃がいらっしゃるのが、気になります。




この日の夜にはレセプション(披露宴)が行われました。
レセプションについては下記記事で紹介しています。
ぜひご覧下さい。




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以上です。

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