2021年1月26日、ワチラロンコン国王(68)と36歳の誕生日を迎えたチャオクンプラ(高貴な配偶者) ・シニーナート・ピラスカラヤニがバンコクのドゥシット地区にあるタワスクリ桟橋を訪れました。
(以下シニーナート妃と表現します)


衣裳の色は同じ、上半身の装飾も非常によく似ています。ペアルックで誕生日を祝うとは寵愛ぶりがすごいですね。6月のスティダー王妃の誕生日にも注目です。国王はペアルックで付き添うのでしょうか。







ドゥシット宮殿での誕生日を祝う式典の後、お二人はバンコクのドゥシット地区のタワスクリ桟橋を訪問、1頭の牛、1頭の水牛を寄付し、鳥や水生動物を放しました。




タイ王室では誕生日にタワスクリ桟橋からチャオプラヤー川へ魚や亀等の水生生物を放流し、功徳を積む習慣があります。
これは元々は仏の誕生日を祝い魚を放流するという仏教の伝統に倣ったものです。



2020年の誕生日に魚を放流するシリワンナワーリー王女



実はワチラロンコン国王とシニーナート妃のペアルックはこれが初めてではありませんでした。



2020年12月23日、ベースがクリーム色でボルドー系の色のトリムが施された衣裳。



飛行機移動をされているので、バンコクから遠い地方へシニーナート妃を同伴して公務に行かれたようです。




さらに翌日の12月24日、クリスマスイブにはピンクで揃えた衣裳でローイエット県ノンフォン地区の寺院を訪問されました。


誕生日とクリスマスイブにペアルック🎄
タイ王室は宗教的にクリスマスは関係ないと思いますが、ワチラロンコン国王は初等教育はバンコクで受けたものの14歳でイギリスへ留学、その後もオーストラリアへの軍事留学を繰り返しました。また、2016年の即位後、1年のほとんどをヨーロッパで過ごしていました。
(2020年10月に帰国してからは現在までタイに留まっていますが、2020年8月に一時帰国した時の滞在時間は24時間未満だったとも言われています。)
ヨーロッパを中心とした生活から、クリスマスを重要視している可能性もあります。
クリスマスは家族と過ごすのが一般的とされていますが、スティダー王妃ではなく、シニーナート妃と泊まりがけの公務でクリスマスイブを過ごしたようです。


クリスマスと誕生日のペアルック公務…正妻であるスティダー王妃の心中をお察しします。


私が見落としている可能性もありますが、これまでワチラロンコン国王とスティダー王妃が公務でペアルックを見せたことは無いと思います。公務の種類や格式にもよるのでしょうが、国王はスーツや軍服を着用していることが多いです。


左:ワチラーロンコーン国王とティーパンコーンラッサミーチョート王子
右:故プミポン国王とシリントーン王女

シリントーン王女もサンタの衣裳を着ているように見えます🎄



関連記事







以上です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。