2020年12月5日、タイ王室はプミポン前国王(ラーマ9世)の誕生日を記念する祝日、父の日を迎えました。





学生主導の抗議者による君主制への前例のない挑戦の中で、何千人もの支持者が国王を迎えるために集まりました。





国王とスティダー王妃は、バンコクのサナムルアンの儀式場に到着すると集まった国民に手を振りました。






 君主制の支持者た達は、黄色の王室の旗を掲げて王族を歓迎し、「王は長生きする」と歓声を上げました。




君主制の支持者達は、学生主導の反乱の中で王室への支持を示すために王室の写真を掲げました。 
最近では、少なくとも12人の抗議指導者が不敬罪法に基づく王室への名誉毀損で起訴されています。





プミポン国王の巨大な肖像画は、華やかな王宮の外に設置された舞台の中央にあり、何千人もの黄色い服を着た支持者が集まりました。





最前列に国王夫妻、2列目に国王の娘である王女等、三列目にシニーナート妃が座っています。




スピーチの後、肖像画に花を供え、お香や蝋燭に火を付けてプミポン国王に敬意を表しました。



長女のパッチャラキッティヤパー王女はスティダー王妃の隣に、次女のシリワンナワーリー王女は国王の斜め後ろ(赤い絨毯の外側)に立っています。長女と次女で称号等に差があるのかもしれません。
シニーナート妃はかなり後方に立っています。





式典が終了すると集まった国民に手を振りながら退場されました。






ゴルフカート「ロイヤルスカイトレイン」に乗るタイ王室、前列運転手の隣に次女のシリワンナワーリー王女、2列目に国王夫妻、三列目にシニーナート妃と長女のパッチャラキッティヤパー王女が乗っています。
カートが動いているにもかかわらず、何かに気づいたシニーナート妃が降りて手前の黄色いTシャツの人物に駆け寄ります。国王は「おいおいおい!何やってるんだ?」というような表情。
受け取った物をスティダー王妃に手渡しました。
スティダー王妃への贈り物だったのか、国王への贈り物をスティダー王妃を通して渡したのかはわかりませんが、どちらにせよ対立が噂されるスティダー王妃に対して下手にでる姿勢、国民に対する優しさをアピールした場面でした。

ハイヒールで走行中のバギーから降りるのは危険ですね。転倒しなくて良かったです。






人気の記事→ 
最近の記事→
アジアの王室の記事一覧→ 


関連記事



以上です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。