2020年12月3日、タイ王室のワチラーロンコーン国王(ラーマ10世)、スティダー王妃、パッチャラキッティヤパー王女、側室のシニーナート妃がデュシット宮殿で行われた「縁起の良い宗教の融合を祝う詠唱式」に出席されました。


  
※今回の記事からチャオクンプラ(高貴な配偶者)・シニーナート・フィラスカラヤニー少将のことはシニーナート妃と呼ばせていただきます。
※側室シニーナート妃について初めて読まれるか方はぜひ下記記事もお読みください。






国王夫妻と王女は立ったまま火を灯していますが、シニーナート妃は姿勢を低くしています。側室の作法は王妃や王女の作法とは異なるようです。






カティナ布を供えます。ここでもシニーナート妃は膝をついています。





宗教指導者達は国王、王妃、王室に祝福の祈りを捧げました。


この式典には仏教だけでなく、イスラム教、キリスト教、ヒンドゥー教、バラモン教、シク教も参加しました。タイの宗教の割合は94%が仏教、5%がイスラム教です。仏教一色だと思っていたので、1%にも満たない宗教も受け入れる姿勢は意外でした。


プユラット首相夫妻も出席されていました。



式典の後は、国王夫妻等は「ロイヤル・スカイトレイン」に乗って、集まった人々に手を振ったり、写真撮影に応じました。


ゴルフ場で走っていそうなこの乗り物、タイ王室の公式ページで「ロイヤル・スカイトレイン」と表現されていました。





ワチラーロンコーン国王の後ろにはシニーナート妃が座っており、国王に何か手渡す様子もありました。


写真撮影に応じるシニーナート妃。パッチャラキッティヤパー王女も反対側から応えています。




反対側ではスティダー王妃もファンサービス。


タイ王室、厳格な不敬罪がある一方で、距離が近い場面もありますね。日本に置き換えると、天皇陛下、皇后陛下に子供を抱かせて写真撮影など恐れ多くてできません…

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以上です。
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