2020年12月13日、アドベントの第3日曜日、聖ルチアの日を祝い、スウェーデン王室のカール=フィリップ王子(41)とソフィア妃(36)、長男アレクサンダー王子(4)、次男ガブリエル王子(3)はストックホルムの自宅ソルバッケンで撮影された写真と映像を公開されました。
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光の祭典としても知られる聖ルチアの日12月13日は、スウェーデンで最も重要なクリスマス前の習慣の1つです。また、今年はアドベントの第3日曜日とも重なりました。
アドベント (Advent) は、キリスト教西方教会において、イエス・キリストの降誕を待ち望む期間のことです。11月30日の「聖アンデレの日」に最も近い日曜日からクリスマスイブまでの約4週間で、最も早い年で11月27日、遅い年でも12月3日に始まります。5世紀後半に主日が定められ、最初のアドベントの主日が第1日曜日で、第2、第3、第4と続きます。
アドベントでは、蝋燭を4本用意し、第一主日に1本目のろうそくに火をともし、その後、第二、第三、第四と週を追うごとに火をともすろうそくを増やしていくという習慣があります。
常緑樹の枝を丸くまとめ、装飾した「アドベントリース」または「アドベントクランツ」に、4本のろうそくを立てる、もしくはアドベント用に4本のろうそくが立てられる燭台を用います。クランツのモミの枝は降誕日を、4本のろうそくは待降節の4回の主日を意味している。クランツ（冠）は称賛や崇敬を表し、イエスを象徴しています。
アドベントの第2日曜日を祝うマデレーン王女の子供達(レオノール王女、ニコラス王子、アドリアンネ王女)
アドベントカレンダーをご存じですか？布製、紙製など様々なタイプがありますが、1から24または25までの日付の、窓やポケットがついており、その日の窓やポケットを開くと、イラストが現れたり、お菓子が入れてあったりして子供達のクリスマスまでの楽しみです。
ティファニーのアドベントカレンダー
イヴ・サンローランのアドベントカレンダー
「私たちは幸せで興奮しています。アレクサンダー王子とガブリエル王子の兄弟である3人目の子供を迎えることを楽しみにしています。私たちの家族の新しい小さなメンバーです」 ソフィア妃の体調は良く、2021年3月から4月の月頃に出産する予定だということです。
12月5日の36歳誕生日を記念に公開された公式写真
11月25日にはカール=フィリップ王子とソフィア妃の新型コロナウィルス陽性が発表され、自宅で隔離生活を送っていると報じられましたが、既に完治されたのでしょうか。妊娠期間中の感染、薬も使えず不安だったことでしょう。カール=グスタフス国王にとっては8人目の孫の誕生です。2021年春に誕生する赤ちゃんが楽しみですね。
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