2020年10月15日、エリザベス女王とケンブリッジ公爵ウィリアム王子は、ポートンダウンにある英国防衛科学技術研究所(Dstl)を訪問されました。


ウィンザー城で隔離生活をされていたエリザベス女王にとっては3月以来久しぶりの城外への訪問公務でした。
エリザベス女王のマスク姿は見られませんでした。
衣装と合わせたカラフルなマスクを拝見したかったです。





Dstlの最高経営責任者ゲイリー・アイトケンヘッドの案内を受けるエリザベス女王とウィリアム王子。






訪問者の記帳に署名されたエリザベス女王とウィリアム王子。




訪問中に、エリザベス女王とウィリアム王子は、COVID-19パンデミックの対応に不可欠なサポートを提供し、分析研究分野で働き、NHS病院に微生物学者を配置して検査能力を高める科学者に会いました。


また、防諜で使用される武器と戦術の展示、法医学爆発物調査のデモンストレーションを視察され、ソールズベリー・ノビチョク事件に関与したスタッフとの面会を行いました 。


車両に搭載されたモデル爆発装置を使用した法医学爆発物調査のデモンストレーション。

マックスという名前の爆発物探知犬による法医学爆発物調査のデモンストレーションをご覧になるエリザベス女王とウィリアム王子。
 


孫の発言を見守るエリザベス女王。





エリザベス女王とウィリアム王子は正式に新しいエネルギー分析センターを開設しました。




今回のエリザベス女王の衣装は2019年3月にも着用されました。キャサリン妃と2人きりの公務という事で話題になりました。



💎エリザベス女王のブローチ💎
女王のブローチの多くは、過去の世代から受け継がれた伝統的な作品です。 現代的な作品も多く所有されています。 今回は比較的新しいブローチの1つであるグリマルビーブローチを着用されていました。



The Grima Ruby Brooch


1966年に夫であるエディンバラ公フィリップ殿下から贈られました。 この作品はイエローゴールドにセットされたルビーとダイヤモンドで構成されています。 ブローチは、フィリップ殿下がジュエリーの購入やオーダーで好む傾向があるモダンなデザインでした。


ブローチは、その名前が示すように、宝石商のアンドリュー・グリマによって作られました。 イタリアで生まれ、イギリスで育ったグリマの作品は、ミッドセンチュリーのモダンなデザインが特徴です。 



毎年恒例のクリスマス放送での出演を含め、統治期間中定期的にブローチを着用されました。 



そして2011年に、自身の治世の最も重要な外交公務の1つであるアイルランドへの画期的な公式訪問のにこのブローチを着用されていました。



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