2020年7月17日、ベアトリス王女とイタリア人実業家の
エドアルド・マッペリ・モッツィ氏がウィンザーのロイヤルロッジにあるオールセインツのロイヤルチャペルで結婚式を挙げました。



ピンク系の装花が可愛らしいです!



ベアトリス王女のウェディングドレスが意外!
プリンセスラインまたはAラインの派手(凝った)なデザインを予想していました。




イギリス王室公式のInstagramで画像が公開されました。


「HRHベアトリス王女とエドアルド・マペリ・モッツィ氏、おめでとうございます! カップルは、7月17日金曜日にウィンザーのロイヤルロッジにあるオールセインツのロイヤルチャペルで小さな式典で結婚しました。
 
 ベアトリス王女とエドアルド・マペリ・モッツィ氏は、最も近い家族と結婚式を祝いました。‬
 
 幸せなカップルは女王陛下とエジンバラ公と一緒に描かれています。
 
 ベアトリス王女は、ノーマンハートネルのヴィンテージドレスとクイーンメアリーダイヤモンドのフリンジティアラを着用しました。どちらも女王陛下のものです。 ティアラは1947年の結婚式の日に陛下に着用されました。」


なんとウェディングドレスもエリザベス女王のもののようです。もともとドレスを借りるつもりだったのか、別のドレスを準備していたけど少人数の結婚式に変更になり、小さな会場に合うドレスに変更したのか、とても意外なドレスでした!



エリザベス女王は、1961年にローマで行われた公式ディナー、1962年にレスタースクエアのオデオン劇場でアラビアのロレンスの初演、1967年の議会開会式でもこのドレスは着用されました
1962年と1967年の画像ではドレスに袖がありません。シースルーのパフスリーブは今回の結婚式のために新たに取り付けられたのでしょうか。


ティアラについては前回の記事の予想は外れて、こちらもエリザベス女王からの貸し出しでした。
エリザベス女王が自身の結婚式で着用した
「クイーンメアリー・ダイヤモンド・フリンジ・ティアラ」

最近のロイヤルウェディングではネックレスを付けない花嫁が多いですね。



そして、注目すべきはブーケ!
ロイヤルウェディングといえば、白と緑のブーケが非常に多いです。ブーケもピンク色が入ってナチュラルで可愛らしいものですが、王室の伝統にしたがって希望と愛の象徴であるギンバイカ(マートル)も使われています。








白×緑 以外のブーケを選んだイギリス王室の花嫁もいます。ケント公爵エドワード王子の娘レディ・ヘレン・テイラーはピンクと紫のロイヤルウェディングにしてはカラフルなブーケ。グロスター公爵リチャード王子の娘レディ・ダヴィナ・ウィンザーはティアラを着けず、花飾りとブーケを青い花で揃えました。記憶に新しいレディ・ガブリエラ・ウィンザーはパステル調のブーケでした。




エリザベス女王の衣装はやはりウィンザー城での公務(ナイトの叙勲セレモニー)の時と同じでした。
なんとなく衣装を着替えて出席されると思っていたので意外でした。孫の結婚式に出席されるのはベアトリス王女で6人目です。嬉しそうに見つめる姿は普通のあばあちゃんですね。








父アンドルー王子のスキャンダルにより婚約パーティーを延期・縮小され、新型コロナウィルスパンデミックにより、結婚式も無期限延期と伝えられ、来年になるのではと報道されました。やっと夫婦となられたベアトリス王女とエドアルド・マッペリ・モッツィ氏、お幸せに!!



ベアトリス王女の結婚指輪が公開されました。
イギリス王室の結婚指輪は伝統的にウェルシュゴールドで作られたもので、近年では妹のユージェニー王女、メーガン妃、キャサリン妃がいずれも、ウェルシュゴールドの結婚指輪を交換しました。




しかし、ベアトリス王女と結婚したエドアルド・マッペリ・モッツィ氏がベアトリス王女に選んだのはダイヤモンドとプラチナのリング。婚約指輪と完璧にマッチするデザインとなっています。






以上です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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