昨日のブログの続き。
「手術成功おめでとうございま~す!」
片腕の運転手が若い衆を連れて来た。
「(運転手)が持ってるの何💧」
「キャラメルラテ。」
「キャラメル?」
嫁が。
「(運転手)?見えない所に置いてきて?空腹に耐えられなくて、おかしくなってるから。」
「空腹?食えないの?だってケガじゃん?」
「今は言わないの💧」
助っ人は。
「食べ物じゃなくて飲み物。点滴も液体。え?飲み物は良いんじゃないですか?」
「だからちょうだい?みたいな顔して言わないの💧生クリームとかキャラメルとかまだ早い💧」
「喉かわいた💧」
「お湯ね。」
「味ついてるのがいいのに💧」
そんなこんなで昼になった。
「失礼しますね!(助っ人)さん!お昼!」
「え?え?食べ物?!」
「ダメダメ💦起き上がらないで💦どれだけ食べたいのよ💦」
Jが。
「あ!重湯じゃない!粒あるよ!」
「ウソ!早く見たい!」
看護師さんは爆笑しながら。
「(嫁)さん、食べさせてあげられる?(笑)」
「はい!少しずつね?」
「一気にかき込んだら大変だから(笑)」
「分かりました!」
ほんのちょっとをスプーンに取り。
だいぶ前から口を開けて待つ助っ人。
口に入れると。
「甘い。砂糖入れてくれたのかな。」
「違うってば(笑)お米は甘いの。よーく噛むと甘味が出るの。」
「あ。飲み込んじゃった。」
「鳥の子供みたい(笑)」
口をパカッと開いて待つ助っ人。
子供みたいだった。
そこに。
いよいよこの人が現れる。
「失礼します!!」
振り向くと。
「会長!!!」
「手術は成功って言われてもな、やっぱり(助っ人)の顔をこの目で見なきゃ安心できなくて。」
会長の父親のような暖かい眼差しに。
やっぱりこの人はただ者じゃないなと思った。
「ご足労おかけして。申し訳ありません。」
会長はそっと助っ人の頭に手を当てて。
「俺は来たくてここにいる。何も謝ることはない。こんな体になっても(助っ人)から弱音は聞けなかったって(片腕)が言ってた。大したもんだ。生きていてくれたことだけで十分。」
助っ人は涙ぐみ。
「ありがとうございます。」
そう言うのが精一杯だった。
そして片腕とナンバー2に。
「手術は終わった。俺も動いて良いことになった。手伝うことはないか?」
「ありません(笑)」
「なーんにも(笑)」
「何かしらあるだろ💦」
「新たな火種ができたら困るので(笑)」
「ご高齢ですからね(笑)」
嫁が。
「オジサン(会長)はさ、何かやることないと帰らなきゃいけないからでしょ?(笑)」
「(会長の側近)が💧」
「まだ犯人捕まってないの。」
「だいたい分かったんでしょ!?」
「まだ居場所が分からないんだって。でも開き直って狙ってくるかもしれないよ?別の人とか使って。」
「(片腕)らが現場にいるのに俺だけ安全な場所にいるなんてできませんよ?」
「ってゆうオジサンの勝手が1番困るの。」
会長の側近は後ろで嫁の言葉に頷き続けてた。
「帰らなきゃいけないのか💧せっかくみんなの顔が見れたのに。」
粘る会長。
「安全な場所にいてね?安全な場所よ?」
「ん?あーーー。安全な場所ね(笑)なるほど(笑)」
と、いうことで。
会長は昨日から我が家にいます(笑)
現地に行けないなら帰宅。
それを何とか回避しました(笑)