オレの今後について話し合い。
片腕の側近も来てくれた。
兄貴達と連携をとってくれるそうだ。
兄貴は何もしていなかった訳でなく。
「これがうちから下の組織図。昔のままになってる。下の下までしか今は付き合いもしてない。」
「その下は?どーなってんの?」
「ここの親分が亡くなってから、残ってた若い衆がこっちと合併したんだよ。」
「下でも横でもなく!?」
「そう。枝分かれした別の所と。でも下は変わらないから俺も接点なくなる訳。そもそもこの組織図作ったのが20年も前。当時は俺より年上の人ばっかりだったから周りは面白くなかったんだよな。俺は俺で事務所をこっちに置いて県外に出ちゃって、そっちでも人脈作ってたから。その面白くなかった人が今も親分でいるのがココ。この下と繋がってるのがお前の探してる(テカテカ男)。」
「遠い💧でも年上の人ってさ、兄貴が楯突いたらマズくないの?縦社会だろ?」
「その縦は俺らの中じゃ年齢じゃないんだ。役職オンリー。どこと兄弟か、どこと親子か。」
「頑張ったじゃん。」
「いや?(片腕)さんのところを同じように書いたら、新聞紙1枚に小さく書いても書ききれるかどうかだぞ?」
「え💧」
「しかも上は2つしかない。俺は上に山ほどいる(笑)」
「スゲーな💧」
「その凄い!と思ったことを忘れるなよ?(笑)」
「そうだよな💦ついつい忘れがちになるんだけど💧」
「大事なのはここから。俺が立ち会うだけじゃ不安な理由。」
「あるの!?」
「探りを入れてみたら、この(テカテカ男)を面倒見てる所は、どうやら他の所と繫がってるみたいなんだ。(テカテカ男)と周りの人間だけならお前らだけでも余裕なんだけどさ、コイツらが出てくると思うから俺が対応する。問題は、そこから別の組織に話しが飛んだ時に対応しきれない可能性がある。」
「だから(片腕)さんが必要になるのか。オレが叩いて上が出てきて。兄貴が叩くと別の一家か。それ以上は?」
「それ以上を辿ると(片腕)さんの直系の所。」
「セーフじゃん(笑)」
「たいていの所は(片腕)さんと対峙したくないから大丈夫。」
嫁に
「そーゆうことだって。」
言ったら。
「え?なにが?」
「聞いてただろ?💧」
「なにを?」
「組織の構造💧」
「組織?(片腕)がいて、お兄さんがいるんだから何とかなるわよ。」
「そんなに簡単なことじゃないんだからな!?」
「それはね?難しく考えてるから。」
「ところで何見てんの?💧」
「(兄貴の奥さん)ちゃんのお気に入りの動画(笑)面白いの。」
全く興味ナイ💦
「動画は後で見れるだろ💧お前も立ち会うんだろ!?こーゆうこと把握しておかないと💧安全とは言い切れないんだから。」
「安全よ。(片腕)いるし。(片腕の運転手)も来るし。お兄さん達は身軽だし。」
「ちゃんと考えてくれよ💧」
「、、、。」
とうとうシカト💧
Jが
「お前はさ、何年夫婦やってんの?(笑)学べよ。(嫁)は危ないと思ったら身を守るだけの術を持ってるし、(片腕)さんらを信用してるから同行するんだぞ?」
「分かるけどさ💧」
「お前の頭の中で組織図、作れ。最前線はお前。その後ろにオレら。その後ろに兄貴達。その後ろに(片腕)さんの若い衆さん。の、後ろに(片腕)さんと(嫁)!(嫁)まで辿り着く奴いないだろ!?危ないだの何だの言ってるけど、1番気を付けんのお前。」
「ん?そうだな💧」
「それにな?オレらが負ける訳ナイだろ?」
「うん💧」
「こーゆうこと本当に苦手だよな。行き当たりばったりは得意なのに(笑)」
オレは素直なので。
頭の中に組織図を作ってみた。
オレから嫁が見えないぐらい遠い。
これなら大丈夫。
ナゼこの想像力が働かなかったのか残念でなりません💧