1番肝心なこと。
誰がどうやって呼び出すか。
Jが
「これが兄貴とか(片腕)さんだと警戒されるよな。」
兄貴は
「そうだろうな。(オレ)のメンツも立たなくなるし。」
「じゃあ(オレ)?連絡先知らないぞ?どーやって呼び出すんだ?」
「そうだよな。」
そこで閃くのがJです。
「そうだ!(元右腕)の居場所に乗り込んで(テカテカ男)を呼び出させりゃいいじゃん!」
オレもさすがJだと思ったが。
片腕の側近が
「呼び出しますかね。利害関係がある間柄だし。知らないの一点張りなんてされたらそれ以上は難しくなりますし。」
「クスリか。」
「依存度が高くて、(テカテカ男)から面倒見てもらってて、害を与えられたらクスリが手に入らなくなると困るとなれば、証拠を突き付けても連絡先は知らないって言い出すかもしれませんよね。何しろクスリで支配されてますから。こないだ逮捕された時も初犯だから執行猶予ですけど、(テカテカ男)の名前は出さなかったと思うんです。何しろ健全な考えはできないと思ってた方が良いと思います。」
「そっかー💧」
「しかも、(テカテカ男)自身が立場があってナイようなものでしょ?これがどこかの役職のついた身元なら逃げようがありませんが。」
「半端もんってことか💧仮に逃げても知られてないから隠れてられるってことだもんな。」
「1番厄介なんですよ、肩書きがナイってゆうのは。」
「張り込むか。」
「最悪、そうするしかありませんね。(元右腕)君の方は居場所が分かってるんで、接触するは簡単ですから。」
「なんかもっと確実な方法ないのか?!張り込むって言っても見つけたらどこにどうやって連れてけば良いんだよ💧あっちもこっちもタイミング合わせるの大変だよな。」
確実に元右腕達を含め会うには呼び出せれば1番良い。
名前と顔と、よく行く店しか分からない。
オレに脅迫電話をかけてきたのも非通知だった。
会社の車をパンクさせに来た時も、車は写ってなかった。
ナンバーがあれば!と思ったが分からない。
良いスタートを切りたいところだったが。
スタートが最難関だった。
相変わらず嫁の耳に話しは入っておらず。
子供達を迎えに行き。
この話しは一旦停止。
口には出さないけど。
今もそれぞれ考えています。
また夜に再開して。
居候の友達の意見も聞いてみようと思います。
一か八かで当たれば良いけど。
ヘタするとそのまま逃げられる。
チャンスは1度しかないなんて賭けはできない。
考えます。