腹の中の虫 | らむねの平和な三角関係ブログ

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手立てのない近所のM親子。こんな親が世の中にいるのか!ってほどのことが起きてる全記録&俺達夫婦と同居人でもあり俺の親友でもあるJとの平和な三角関係や仲間とのことなど。日常の全てが詰まったブログ。ちなみにコメントを頂いても対応しません(笑)悪気はありません(笑)

前回ブログ後。

片腕の運転手とJの会社の後輩。
笑い続けた結果。
普通の顔ができなくなった(笑)

2人とも酒は強いから。
どんなに飲んでも呑まれたりしない。

終始、ご機嫌。
Jが
「見た目におめでたい奴らだな(笑)」
片腕も
「頭がどーにかなっちゃったんですかね(笑)」
笑うしかなくなった。

嫁も比較的遅くまで起きてたんだけど。
よっぽど気が合うんだろうと感心してた。

ウチに泊まる!って言い始め。
布団も仲良く2人で敷いて。
結局、笑った顔のまま寝た。

片腕が
「昨日の(運転手)がウソのようです。」
「切り替え早いんだろ。解放されたから昨日のことは忘れてるんじゃん?」

「そうかもしれませんね。(片腕の側近)が心配して。1度脳神経外科に連れて行った方が良いんじゃないかって真剣な顔して言ったんです(笑)」
「マジか(笑)でも(嫁)が言うには今に始まったことじゃないらしいからどうなんだろうな。医者に行って調べて、異常なくても信じられないし(笑)」
笑って話しをしていたら。
嫁が起きて。

「(運転手)がどうしたの?」
「(側近)さんが脳神経外科に連れてった方が良いんじゃないかって言ってたって話し。」

「脳神経!?ダメよ💧あの子(運転手)お腹に虫がいるのよ?きっと。」
「虫!?」

「小学生の時、先生に言われてたもん。ジッとしてられないのはお腹に虫がいるからだって。それって普通嫌なことでしょ?なのに(運転手)は大喜びしたのよ?」
「なんで喜ぶんだよ。」

「自分の体の中に生き物がいるってね、一緒に生きてるんだよ!って。やっぱり考えることは普通からかなりかけ離れてるのよ💧しばらくお腹擦りながら、どんな虫がいるのか想像してたもん。頭の中が自由なの。感情を隠すこともしないし。いつまでも純粋な小学生のまま。」
「純粋な大人より、純粋な小学生の方が納得できる。」

「だからね、怒られてるところを見ると可哀想になる。」
「なるほどな。だからいつもかばうのか。」

片腕が
「これを聞いたら(運転手)のことは、よっぽどのことがない限り怒れませんね。」
「よっぽどよりもっとよ?(運転手)には普通のことがもの凄く遠くにあるから。だから気付くまで時間がかかるの。悪いことは後からちゃんと分かるから、時間をあげて?」

「分かりました。」
「あとね?」

「はい。」
「小学生だってことも忘れないでね?じゃあ私、寝るから。オヤスミ。」

片腕は本当にすぐ寝た嫁を見て笑っちゃって。
「このために起きたんですかね(笑)脳神経じゃなく腹に虫がいることを知らせたくて。」
「あと中身は小学生ってことも(笑)」

「それじゃ何にも任せられないじゃないですか(笑)でも(嫁)さんの大事な友達ですからね。なるべく怒らないように見てみぬフリでもしますよ(笑)」

大事な友達。
小学生の時からずっと一緒だったからだけではない。

嫁が母親からヒドイことをされてきたのを知って。
子供なのに、母親から逃げようって言ってくれた人。

その言葉にどれだけ嫁は救われたのか。
大人になった今も忘れられない言葉なんだと思う。

純粋な子供のまま大人になっただけ。
だからやることは半端ナイから怒られる(笑)

でもこれからは怒られなくなるかもね。