安野モヨコ展 STRIP!
みなさんの心に残る漫画は何でしょうか?私自身、そんなに漫画に詳しいわけではないのですが、ちびまる子ちゃんブラックジャックガラスの仮面にはダダハマりして何度も何度も読んでいたり、母が読んでいた影響で、柴門ふみ作品を読むというなかなか渋い小学生。意味をどこまで理解していたんだろ...でした。今は東原アキコ作品(特に、ママはテンパリスト)が好きなのと、グルメ漫画(美味しんぼはもちろん、わかこ酒、花のズボラ飯、酒のほそ道)くらいしかほとんど読まなくなってしまいましたが、小学生の頃とてもとても憧れていた世界が、安野モヨコ漫画のお洋服や暮らしでした。東京都府中市という大変のどかな街で育ったもんで、駄菓子屋でブタメンを食べるのが最高の喜びだったり、裏山なる山で遊んだり、洋服はイトーヨーカドーで買ってたし、そんな環境だけど、少し足を運べば、原宿とか簡単に行けちゃって。だからこそ、自分のダサさや野暮ったさに凄く気づいてたような。まぁダンスをやっていたから、最終的には衣装を着ちゃえば変身できるも〜ん!みたいな気持ちもあったかな。そんな都下娘にとって、彼女が描く世界はキラキラでカラフルで刺激的でした。登場人物もとてもパワフルな頑張り屋さんが多くて、読んでいてモチベーションになったり。そんな青春の思い出、安野モヨコ漫画だったわけですが、大人になってはあんまり読まなくなっていて「さくらん」とか、読んでない。しかーし、なんだかたまたま手にとった「監督不行届」(旦那さん庵野秀明監督との生活を描いたエッセイ漫画)がすごくすごく面白くて。癒されて。(これを機会に庵野監督好きになり、シンゴジラも観に行った。超面白かった!!)おまけに「オチビサン」という、今までの彼女の作品とはタッチが全然違う漫画、こちらもとても心温まる作品で大好きになり。そこから色々調べたり、情熱大陸のYouTubeみたりして、あぁ頑張り過ぎて色々大変だったんだな〜や、あっ永山育ち多摩の方なのかぁ〜など、元々ファンの方には申し訳ないレベルの情報量しか知らない私ですが、とても彼女のことが好きになりました。今まで「働きマン」など頑張る女性を描いてきて、元気が出ました!という意見もたくさんあったけど、落ち込んでいる私には疲れてしまいました...という意見もあり、そんな人にも楽しく漫画を読んでもらいたいから「オチビサン」を創った。とかサービス精神な方だなぁ、と。で、行ってきたのだ!!【安野モヨコ展 STRIP!】漫画という器の中に、女性の本音や悩み、ファッション、時代の空気、美意識ーわたしたちを取り巻くすべてを盛り込んで、深い共感と高揚をもたらしてくれる安野モヨコ作品。選りすぐりの原画や、描き下ろし作品も展示された初めての大規模個展。...よかったぁ〜!!女性のからだってこんなにも美しいんだなって嬉しくなったし、色遣いが素敵。そして、力強いの、人間たちが。修正ペンの跡なんかもみることができて、あーラインひとつで確かに印象ぜんぜん違ーう!と、おもしろい。大好きな、しあわせな気持ちになりました。池袋パルコミュージアムで、9/26月曜日までみたいです。500円でこれだけ愉しめるなんてお得です