思ったことを声に出す | 小学生から不登校でも大丈夫!不安に振り回されない「きく」スキル

小学生から不登校でも大丈夫!不安に振り回されない「きく」スキル

学校に行くことが絶対という時代ではないけど、不安になります。
そんな時、子どもに安心感を与える話の聞き方を知っていると、子どもが安定します。不安の中身を知る方法があると、不安に振り回されなくなります。
ふつうや当たり前から、一歩抜け出しませんか?

「シャワーは入りたくない!」

 

 

 

 

「けど、入るわ!!」

 

 

 

と駆け足で廊下へ走っていき、服を脱いだ息子。

思ったことを声に出してるだけなんだけど、すごく成長したなあって感じる。

 

 

 

 

 

イヤなもんはイヤ!

 

やりたくないものはやりたくない!だからやらない!

 

 

息子はそんな思考が強かった。

 

 

 

それを見ていてすごくモヤモヤしていた。

 

「当たり前」なんだから「我慢」してやりなさいよ!

 

そう息子にぶつけて泣かせたこともあるし、たくさん怒ってしまった。

 

 

でも違うんだよね。

 

やりたくないけど【今】やりたくないだけ。

 

【いつか】はわからないけど、やるかもしれないし。

やらないかもしれない。

 

息子は待って欲しかったんだろうし、話を聞いて欲しかったかもしれないなと思う。

 

私が「我慢」を知らず知らずたくさんしていたから、

「我慢」してないように見える息子にイライラしてた。きっとうらやましかったんだな。

 

 

この日は

 

いつシャワーを浴びるか聞いていて、本人から

「○○が終わったら浴びる」と聞いていた。

 

だから

 

「シャワー入りたくない!」

 

って叫んだあと、「なんで!」って言いそうになったのを飲み込んだ。

 

「思ったこと口に出しただけじゃない?シャワーに行くか行かないかはわかんないよ」

 

って自分に声をかけた。

 

 

少し間があったのちに

 

「けど入る」が出て、浴室に言ったから、言葉と行動を待って良かった。

 

言葉と行動は一致しないこともある。

 

胸に刻んでおこう。