聞き出すより聞く | 小学生から不登校でも大丈夫!不安に振り回されない「きく」スキル

小学生から不登校でも大丈夫!不安に振り回されない「きく」スキル

学校に行くことが絶対という時代ではないけど、不安になります。
そんな時、子どもに安心感を与える話の聞き方を知っていると、子どもが安定します。不安の中身を知る方法があると、不安に振り回されなくなります。
ふつうや当たり前から、一歩抜け出しませんか?

息子の通う小学校でプールの授業が今週から始まった。

小学校に入って初めてのプール。

 

どんな様子で入ったの?って聞きたいけど、息子はペラペラ学校であったことを話すタイプではない。

「今日どうだった?」と聞いても「わからん」「知らん」・・・

 

学校で疲れていて、話すどころではない、というのもあるだろうね。

 

 

 

前もって話題になるようなことを話しておくと会話が広がりやすいということが最近わかったから

 

「お母さんの小学校の時はおしりつけるやつあったんやけど、今もあるんかな?また教えてね」

 

と話した。もちろん、純粋に今もあるか気になったから話したんだけどね。

夫もいたので、お互いどんな水泳帽だった?どんなことした?なんて話題にもなってワイワイ楽しく会話した。

 

 

 

そしてプール初日。

ご機嫌で帰ってきた。

 

お、これはそれなりに楽しかったのかな?と思ったのでプールの話題をおやつタイムに出してみた。

 

 

 

私「プールにおしりつけるやつあった?」

 

息子「あった!つけたで!」

 

 

そこから

 

顔つけあったけどつけられなかったこと

 

プールの深さはお腹くらいだったこと

 

合同だったから幼稚園同じだった友だちがいたこと

 

泳いでいる子もいたこと

 

色々話してくれた。

私はただ「うんうん、へーそうなんや」と聞いただけ。

 

「聞き出そう」という気持ちがなければこんなにも話してくれるのかと嬉しくなった。

おやつタイムに今日あったことの話を聞くのが夢だったから、本当に嬉しかった。

 

 

 

 

「聞き出そう」の気持ちがあった時は

 

【迷惑かけるような事トラブルになるような事をしてないか知りたい、安心したい】

 

があった。

 

 

 

今は

 

【息子がどう感じたか、どんな景色を見たか知りたい】

 

という気持ちが強い。

 

 

私の気持ちが変わるとこんなにも親子の関係が変わるんだなと感じたのでした。