(解説プロジェクトが終わる頃には本記事も完成しているはずです。)

 

※『ツァラトゥストラはかく語り』解説プロジェクトに関連する記事は全て【記事リスト】でまとめられています。

 

本プロジェクトの完成を待ち望んで下さっている全ての方に申し上げます。2023年秋現在も本プロジェクトは進んでおります。どう読解し、解釈すべきか自分のなかで結論が出ていない章があるため、まだまだ解説の公開がされていない記事も多数ありますが、解説文の執筆自体は殆どが草稿レベルではあるものの済んでおります。半年後になるかもしれませんし、2年後になるかもしれませんが、もう少しお待ちください。

★底本

p757~765

 

★ポイント

・ニーチェが『ツァラトゥストラ』を執筆した歴史的背景、本書の性質などが分かりやすく説明されている。

 

 

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★底本

p741~756

 

★ポイント

・手塚と三島の双方にユーモアと教養とがあるゆえに、片方が出したトピックから自然に新たなトピックが展開され、重厚的でしかも文学史などの裏付けも踏まえた知的な対談となっている。

 

・ニーチェの音楽的なセンスや、古典文献学において一流の学者であったことなどが語られている。

 

 

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★底本

第四部 p733~739

 

★手塚による要約

朝、ついに徴は来た。力と愛の充実。ツァラトゥストラは、資格なき者への同情の誘惑を超克して、最も厳しい態度で事業へ出発する。

 

★解説

 

 

 

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★底本

第四部 p714~733

 

★手塚による要約

今は高人たちも「生よ、いま一度」と叫ぶ。夜半の鐘とともに永劫回帰の深奥が述べられる。詩であり思想である。本書の最頂点。

 

★解説

 

 

 

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★底本

第四部 p704~713

 

★手塚による要約

怒るモーゼのようではなく、愚かな驢馬祭りを快活さの開花と見て、それで高人らを導く主人公。この転回はかなり読者を驚かす。

 

★解説

 

 

 

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★底本

第四部 p697~704

 

★手塚による要約

ツァラトゥストラは高人たちの歓声を外から聞いて、その覚醒と快癒を喜ぶ。だが、驢馬礼拝がはじまった。宗教的衝動の根づよさ。

 

★解説

 

 

 

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★底本

第四部 p682~697

 

★手塚による要約

笑いや快活にも意外性のないものがある。「影」という人物がその境地を憧れて歌う。マイナスの永劫回帰。これも危険の一つである。

 

★解説

 

 

 

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★底本

第四部 p675~681

 

★手塚による要約

憂愁の魔力に、知的良心の所有者は、精確への意志によって対抗する。ツァラトゥストラの再発言によって、一座はまた快活となる。

 

★解説

 

 

 

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★底本

第四部 p663~675

 

★手塚による要約

主人公の肯定の世界に、真理探究はむなしいという憂鬱な否定を対置させた。高人らへの誘惑であるが、ニーチェの誠実さでもある。

 

★解説

 

 

 

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