五城目神明社のお祭り~河川の整備計画 公聴会(長文注意) |   ミズノ馬鹿一代

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秋田県五城目町の地域情報や議員活動、議会での内容、家族のことを発信しております。

今回は(も)、写真と文章がだらだらと続きます。
申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。

 

 

五城目の鎮守の杜
五城目神明社の一大行事が行われました。

5月18日()宵宮

5月19日()例祭

 

それに合わせ、18日の朝、神明社の管轄内の町内会ではそれぞれ準備作業。

我が築地町町内会でも恒例の早朝作業を6時から。

五穀豊穣と厄払いの気持ちを込めてしめ縄を張り巡らせ結界を作っていきます。
そのしめ縄に神社から渡された『しで紙』を下げていきます。

「こうやって、ここに挟んでな...」

当町内会の拠点に滞在中のJICA海外協力隊グローカルプログラム実習生のお二人も手伝ってくれとっても心強かった~~!
『この縄を張ることで結界を作るんだよ~』という説明に『えっ?』っという反応が面白かった♪
結界だなんて普段は使わない言葉だものね;
同じく町内会滞在中のさとのば大学の学生さんたちも助太刀してくれ本当に助かりました!

 

1時間ほどの朝作業に続いて

 

午後1時からは

紅白幕と国旗日の丸日本設置!

難儀はしますがみんなで協力し合いながら作業。
こういう住民交流って絶対に必要だと思うんです。

 

 

18日、午後6時からは神明社本殿において宵宮(前夜祭)開催。

それに合わせて変身!

妻が着せてくれました。


裃(かみしも)、袴  生まれて初めて着た~👘

今年、築地町町内会からの参加は

宮詰の若者2人と、総代初心者🔰の私。
向かって右のF君は昨年経験済みですが、左のK君と私は初めて🔰

 

歩いて神明社へ!

 

本殿、非常に厳かな雰囲気の中で執り行われる宵宮の神事。

 

その後、境内神楽殿に移り

巫女さんによる神楽奉納。

お神酒をいただいて宵宮終了。

 

引き続いて夜7時からは番楽競演会が!


オープニングセレモニーで
五城目町教育長あいさつ。

次に

我らが議会議長が

来賓あいさつ。

そして、五城目町の大切な伝統芸能である番楽の親方

山内番楽保存会の小林会長のお言葉!

いつも本当にありがとうございます。

 

最初の演目「露払い」


こども番楽教室で頑張っている小学生による舞い。

手に持つボンボリと扇などですべてを祓い清める意味を持つのだそうです。

 

演目2 山内番楽保存会による「二人舞」


晴れて寒くも暑くもないちょうどいい天候もあり

境内は大勢の観衆♪

今回は、秋田市金足の黒川番楽保存会に出演いただきました。

こちらも後継者不足に悩んでいるということでありましたが、今回出演し二つの演目を披露してくださり本当にありがとうございます。
おかげさまで充実した番楽競演会になりました。

 

演目5 

こども番楽教室による露払い

五城目小学校の児童たち、頑張っていました!!!

 

そして最終演目、最後を締めくくるのは「曽我兄弟」
メインイベント!

「剣舞」とも呼ばれ

剣を持っての激しい舞いは迫力があります。


伝統芸能である番楽の保存と承継!

大切な課題のひとつです。

山内番楽保存会の皆様

町こども番楽教室のみんな

黒川番楽保存会の皆様  
準備に当たられた関係者の皆様

大変お疲れさまでした。
大大大成功でしたね✨

参道鳥居付近に灯りが必要では?という声が。自分でもそう感じたので対策を提言しますね。

 

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翌19日(日)、祭典当日は

所属野球チームの五城目OBの朝練から始まりました。

おっさん、おじいさん達


朝から元気ですよ~~♪

今週もお疲れさまでした!

 

練習帰りの7時半ころ

前日大勢の人たちで超盛り上がった五城目町の上町通りは


昨夜の喧騒が嘘のように静まり返っていました。
今年は30件以上の出店が並び子供たちはワクワクドキドキ!

 

午前10時の例祭本番に向け

各町内会から宮詰さんたちが集まってきました。

 

そして午前10時
本殿にて例祭

総代4人と殿様の太刀持ちのW君とでハイチーズ📷

 

 

終了後は子供たちが集まってきましたよ~!


大名行列でのぼり旗を持つ旗持やイスを持つ床几持ちの子供たち。


境内参道で態勢を整え

 

正午

大名行列、いざ出発~~~!

 

最初にお神輿を停め拝礼するポイントは我が家。
このようなお供えをして待機。


下~~にぃ

下~にぃ!

奴舞と言われる演舞。


神明社から我が家方面に通じる町道「御勢堂線」は「おせど小路」と呼ばれています。
お伊勢さま=神明社に通じる道

お伊勢堂小路→おせど小路

という由来があります。

 

それぞれの町内会の拠点で神主さんが祝詞奏上(のりとそうじょう)

行列は5分ほど一旦停止。

我が築地町町内会では集会所である「築地会館」が神輿止めの場所。

 

ご神体を納めたお神輿に向かって五穀豊穣と身の回りの安全を祈ります。


五城目神明社例祭大名行列、今年の殿様は総代である渡邉康衛氏。
4人の総代の中から毎年ローテーションで務めます。

朝市通り(下タ町通り)
秋田銀行五城目支店前

ここでは他の場所に比べて盛大な催しが!

五城目神明社の宮司による祝詞奏上。

巫女さんによる神楽奉納


なぜ他の町内会と違うのでしょう?

実はここ長町町内会は今年のまつりの当番町なのです。
五城目神明社範囲内の16町内のローテーションで当番町が回ってきます。

 

 

その先、町の銘酒『福禄寿』さんでは

今年の殿様と神明社顧問である五城目町長とご家族が迎えます。

 

このように、町内各地にお神輿を停め祝詞奏上しながら行列は進みます。

下~にぃ!下~に!


 

 

午後4時前、大名行列は


五城目神明社に戻ってきました。
お天気に恵まれなにより♪

 

社務所にて直会

御上演神明社責任総代である渡邉鋼平氏からごあいさつ。
無事に終了して安堵。

 

なお

今回のおまつりには前段ご紹介したJICA海外協力隊実習生の4人の皆さんも参加してくださり盛り上げに一役買ってくれました。
前日の早朝準備から本当にお疲れさまでした!

あなたたちは発展途上の海外に行っても大丈夫だ!

 

直会後は地元の築地町へ戻り、待っていてくれる町内会の皆さんと慰労会!

上町の出店ゾーンは両日ともこども達をはじめとした大勢の方々で大賑わいでした。

地域の一大行事、五城目神明社のお祭りが終了しました。
翌20日(月)は早朝後片付け。

 

この行事には批判的な声を耳にすることがあります。
地域の方々、子供たちのあの表情を見ているとこれからも将来に渡って続けていかなけらばならない!と改めて感じた所であります。

 

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さかのぼって5月16日には

湖東3町商工会の総代会
きたうブログでおなじみの北宇さん!お疲れ様です♪

 


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5月17日
4月に注文していた、もっと森山をもりあげ隊・里山フェスのTシャツ70枚が届き、さっそく自分の分を着てみました。

正面に、まあるいロゴ。
もっと森山をもりあげ隊の文字と我らが森山。
周りを
MOTTOMORIYAMAWOMORIAGETAI 3MOTAI SATOYAMAFEST 2024

の文字が囲みます。

 

左袖には

のロゴ。
どことなく、一流アウトドア用品、登山用品メーカーと似ていますがそれは気のせいです(^-^;

moは同じだけどこっちはmori-yamaなので(^^♪

 

これを着て明日の『あきた里山フェス』本番を迎えます。
おかげさまで、ポスターセッション/市毛良枝さんによる講演/シンポジウム

いずれも定員に達したため受付は終了となっております。
当日は会場でこのTシャツの販売も致します。(数量限定)
参加される方は購入可能です。価格は1500円~1700円

 

 

翌26日はあきた里山フェス日程二日目、森山高岳山縦走登山。

(こちらも定員に達したため申し込み終了)

天気良さそう

 

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5月20日(月)
午後6時からきゃどっこまつりイベント部会開催。
同時刻におこなわれた馬場目川改修事業説明会『富田地区』は失礼してしまいました。

 

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5月21日

まちづくり組織の毎月定例役員会

 

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5月22日

きゃどっこまつり2024 第1回実行委員会

そこでの審議の結果

五城目町夏の風物詩である

きゃどっこまつり
今年は7月28日()に開催することが決定しました。

7月28日です!よろしくお願いいたします。

内容については今後追ってご紹介してまいります。

 

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そして昨日5月23日

五城目町役場4階大会議室で行われた馬場目川圏域河川整備計画の公聴会に出席。

 

これまでこのブログで何度も取り上げてきましたが、このたび秋田県では2年連続甚大な被害をもたらしている五城目町を流れる河川の整備に取り掛かろうとしています。総額45億円の予算で富津内川、内川川、馬場目川の整備をするもの。整備が終了までの期間は約20年。

整備内容

富津内川:下山内・上山内・富田地区の河道掘削と堤防設置(総延長約3km)

内川川:湯ノ又地区にショートカット=川のバイパス設置(約1㎞)

馬場目川:久保・寺庭~平ノ下地区の河道掘削と堤防設置(約5.7km)

45億円もの巨額の予算をつけてもらって整備が進むことには心から感謝します。

ただ、

・事業終了までの期間の水害を少しでも軽減させるよう土砂除去、河道掘削など確実に対策をしてもらうことが不可欠です。工事の早期完成を目指すけど4~5年はかかる。それまでの間また洪水が起きるかもしれないけどどうか我慢して!とはいきませんから。なにしろ、令和4年8月&令和5年7月=11カ月に2度の大水害に遭っている町なので。

・上記の事業は全て川の上流の話。上流の整備により、あふれる量が少なくなった水がやってくる中流下流部はどうなるでしょうか!富津内川と馬場目川の合流地点から五城目町中心部~大川地区の安全はどう守られるのか?

 

今日の公聴会では、45億の巨費を投じて上流側の整備を進めてくれることへの感謝の気持ちを述べたうえで、中流~下流部の整備について発言させて頂きました。

昨年7月の災害後、8月下旬から11月頃まで続いた伐木と土砂撤去を我らは希望の光のように感じながら眺めていました。

馬場目川に溜まりに溜まった大量の土砂を取り除いてくれるその作業を。(土砂量は計2万㎥だそうです)

昨年12月を前に県によるその作業は終了。
 

それを受けて、町に住む方々の声。

『まさかあれで終わりでねぇべ?』
『馬城橋から上流はやらねのが?』
『老健施設が建つ富津内川との合流地点左岸の土砂は手を付けねの?』

発災前から河川整備の必要性を述べてきている私は今日もそのあたりについて確認したく発言をさせて頂きました。

 

この春、五城目町に突如出現したきれいな菜の花畑。


私はこの光景をぞっとしながら眺めていました。

冗談じゃない。


こうしてください。(画像加工)

 

これは

こうしてください。(画像加工)

 

 


黄色の面積=川に残った土砂を減らしてください。


お願いです。(画像加工)

 

この頃の川に戻してくれるだけでいいんです。この川幅!この断面に!
管理者である県によると八郎湖にそそぐ河口(大川地区)から五城目町中心部までの区間は昭和63年までに整備が済んでいるのだそうです。


だとすると!河川整備が済んでいるのであれば!
あの頃の状況に戻してください。


50年間に渡って溜まりに溜まった土砂を取り除いて川の容量(断面積)を戻してくれるだけでいいんです。

内水浸水対策は町が進めますので。
内水氾濫を防ぐためには大雨時の川の水位を少しでも下げなければなりません。川のキャパを増やさなければなりません。

贅沢は言いません。
ただ、戻してくれるだけでいいんです。50年前に!

 

昨日の公聴会で県は、今後も土砂の洲ざらい=浚渫工事を継続していくと約束してくれたと私は捉えました。


安全安心は全ての根源。
働く場を誘致しようにも、移住者を呼び込もうにも、いくら教育が充実しても、豊かな自然に囲まれる環境に合っても、まつりが盛大に開催されても...

安全に住める町でなければ何も始まらない。

五城目町議会6月定例会が近づいてきました。
今回も安全安心であるため一般質問をおこないます。

 

長文にお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m