幼い頃に聞いたことがある五城目の森山のおはなし。
AAB秋田朝日放送『朗読劇場』秋田の伝説の動画に
二つの森山がアップされています。(音量注意)
妹・馬場目森山=薬師山からの眺め。
2020年秋 ある日の夕方。男鹿の山々のむこうに沈む夕日~大潟村・八郎湖~湖東平野、そして五城目の街並み。
395mの妹から見る姉(325mの五城目森山)
五城目森山一高地が325m、なじみ深い二高地は285mなので見下ろす感じでしょうか。
我慢の限界に達しかんしゃくを起こした妹(馬場目森山:標高395m)が
姉(五城目森山:標高325m)に向かって投げた石は、届くことなく手前に落下!
落下地点と言われているのが
両者の直線距離8,400m。
落下地点は妹から6,800m地点。1,600m足りませんでした。
そこは
上町通り、ローソン〜常演寺近く、戸村関緑道を東へ曲がって
すぐ!
ここ!石田六ケ村堰添という地名。
上記物語で言われているように、この石は不思議な石!
動かない石だから不動石と名付け神社を建てて祀りましょう。
石龍明神石田神社(せきりゅうみょうじん いしだじんじゃ)がそれで、今でも毎月一回、地域(講中)の人々が集まって祀られ続けています。
講中の方の許可を得て撮影。
たたみ一畳と言われる大きなお石さまは、今も大切に大切に祀られています!
すぐ近くを流れる
農業用水路の戸村堰(とむらぜき)
419年前の『1602年』
藩の重役『戸村十太夫』
ゴールは八郎潟町真坂
農民の協力 3年で完成!信じられない~!
戸村堰は完成から400年以上経過した今も、周辺の水田に欠かせない水路です。
二つの森山に話を戻します。
姉(五城目森山)が妹(馬場目森山)に投げた岩は到達し、右肩を直撃
この辺りでしょうか?右肩?左肩?のちほど確認しますm(__)m
妹に影で寄り添うお姉ちゃん(2020年5月五城目の森山二高地で撮影)
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森山愛好者が昨年6月に発足させた任意団体『森山をもっと盛り上げ隊(3MO隊)』の事業として、新年度から毎月第一土曜日に森山の定期登山&自然観察会を行うことになりました。
記念すべき第一回目となる今年4月の第一土曜日は、3日ですね。
時間は午前9時〜11時30分。
集合場所は、五城目城下の駐車場。(城の直下でなく一番下の駐車場です。)
どなたでも参加できますので、
4月3日午前9時~ご都合つく方は是非とも一緒に絶景と自然を楽しみながら心地いい汗をかいてみませんか♪
ちよだ五城目交流館のホームページでも情報発信していますのでご参照ください。
手前:湖東厚生病院 から潟上市飯田川方面を
五城目町中心部