ロートレック展の翌日は、大分県立美術館(OPAM)に行った。
大好きな美術館。
2015年の開館以来、三回目。
遠いので、そういつもは来られず。
(ちなみに前回来たのは2022年、庵野秀明展だった)
今回は福田平八郎展。
福田平八郎は大好き。
楽しみにしていた展覧会なのに。
私は前日の夕食で体調を崩してしまって。
あまり記憶がない。
残念。
初期の、写実の超絶技巧作品は写真NGで残念。
OKなのは、抽象表現の作品が多かった。
体調不良でもあったのでサラッと観た。
それに、これまで行った何度かの展覧会で観ていた作品も多かったので、むしろ、「お気に入りの作品にまた会えた」という喜びを感じる展覧会だった。
・大正10年(1921年)第3回帝展特選、宮内省お買い上げとなった「鯉」を初めて観られた。
(皇居三の丸尚蔵館所蔵)
2022年に大分市美術館で開催の福田平八郎展の時は、前期後期のタイミングが合わず、だったので嬉しい。
・予想はしていたけど、山種美術館所蔵の「牡丹」の出品はなかった。
残念。いつか観てみたい。
アートと遊び心
特別展を観た後は、コレクション展へ。
右端に少しポスターが見えている、「アートと遊び心」。
素敵な作品がたくさんあって、予想外に(失礼)おもしろかった。
OPAMの所蔵品、すごい。
宇治山哲平の「童」を観た。二度目。
(これは2015年の展覧会のリーフレットの画像で、しかもピンボケしてる)
本物は、すごくいい。
抽象画だし、素人が何と言っていいかわからないのだけど、いい。
きれい。
自由だけど、几帳面。
色と形とリズムが心地いい。
2015年OPAM開館時のブログ↓
雪月花
OPAMに行った翌日は、古後老舗へ。
素敵な店内。
柚子と砂糖だけでできた「甘露柚煉」と、それを薄焼きに挟んだ「雪月花」。
その二つだけを作っている和菓子店。
包装紙や掛け紙は、福田平八郎画。
字は、朝倉文夫。
とっても軽く、爽やかな香りが残る。
食後に一包ずついただくのが最近の楽しみだ。
包装の、白、薄青、薄紅は、
雪、月、花、を表しているとのこと。
素敵