この話はフィクションで、登場人物もすべて架空です。
いつもご覧いただきましてありがとうございます
ヤマトです
今日は、アニキに変わって、ボク「ヤマト」がお送りします
サガワって呼ばないでね。
ヤマトだからねw
アニキが前回書いたのはこちら↓
ぼく、出身は、三峯神社。
ボスは「オンガ」っていう大きな狼(大神)。
三峯神社は「眷属(けんぞく)拝借」って独自のシステムがあって
人間が希望すれば
1年間だけ、僕らみたいな修行中の狼を借りて、守護加護が受けられるんだ。
僕は、お役目で、アニキ家を守護してる。
僕らは人間を守護加護することが修行なの。
沢山経験値をあげると、すごく成長できるんだ。
修行って言っても、人間が大好きだから、とても楽しいよ
アニキはすごく優しくて、イケメンだから、僕は大好き!
(って必ず赤字で書けよ!ってアニキに言われたw)
でも、アニキは寝てる時、顔舐めると、怒る(-。-)
だから、最近は、寝てる時は手をフミフミしたり
カラダをくっつけたり、結構気使ってるよ。
で、アニキは1年たったから、またここに僕を返しにきたの。
それは、約束だからしかたないね。
祈祷前はアニキちゃんと手とお口を清めてた
アニキは、事前にオンガさんに、また僕をお借りしたい、って相談してたみたいで。
ボスも、「じゃーまた1年、アニキのところで修業しなさい。」
って僕に言ってくれた!
また1年アニキのところに来ることになったよ。
ちょーうれしかった!
アニキと同時に御祈祷受けてた別の人は
今回初めて眷属拝借する人だったみたいで
すごく緊張した顔してたよ~
僕のお友達がその人のところへ行った。
アニキは、三峯神社にくると、必ず温泉に入っていくんだけど
今回は渋滞で時間がなくなっちゃったら入っていかなかった。
ホントはここすごくパワーがあって、いいんだけどね~。
社務所のとなりの「興雲閣」ってとこだよ。
ここは宿泊もできるから、遠くの人は便利だよ
宿泊すれば、一晩中、僕の先輩たちが守ってくれるよ。
で、ご祈祷が終わって
すぐに、御仮屋(おかりや)に向かったの。
ものすごく沢山の狼たちがいるんだよ~!
場所は、興雲閣の左奥の道をまっすぐ。
すぐ上に、もみの木と檜が一緒にくっついてる「縁結びの木」があるよ。
アニキは眷属拝借をこれで2回更新してて
三峯神社も何回も来てるけど、
来た時は、必ず、御仮屋にご挨拶に行ってくれるから
僕としても、すごくうれしいよ。
途中に「えんむすびの木」があるよ。
ご縁を結びたい人の名前を書いて納めるんだ。
僕は縁結びは専門外だからよくわからないけど。
アニキが階段を上ってったら、その人は下りてきたから。
しばらく人間はアニキ1人だった。
変な輩がこの山に近づかないように警備するのも僕らのお仕事。
人間には、狼の像しか見えないかもしれないけど
この周辺にた~くさん、狼がいるんだよ。
山全体のあちこちにいるの。
アニキがさ、すごく丁寧に頭下げて手を合わせて
人がいないから、声を出して祝詞を唱えてくれたの
でね、これ絶対言うな!って言われてるんだけど~
アニキがね~、祝詞あげながらすごく泣いてた。
僕は人の心が読めるからわかるんだけど
あれね、魂の波長があって、慈愛を感じると涙がでちゃうんだよ
アニキは神社やお寺でたまにあるの
悲しいんじゃなくて嬉しいのと感謝なんだね~たぶん。
あ!わかった、アニキこれ言いたくないから
今日は、僕にやれ!って言ったのかもw
アニキ、しばらくいたけど。
後ろから人が上がってきたから
タオルで涙拭いて
何もなかったように、階段下りてったよww
で、また拝殿に戻って
アニキは、敷石に浮き出た、龍神さん見てた。
今回ぼくは、ここまでやれ、って言われてるから。おわり。
つづきは、たぶんアニキがやると思う。
じゃー、またね
あ、これも今日は僕が言うんだったw
いつも皆様に愛と光が降り注ぎますように
あ!!それとね。
これは↓押さないでね。絶対だよ。押さないでね。押すなよ!押すなよ!w