荒川の起点に行ってみた | a24a24a24のブログ

a24a24a24のブログ

アメピグ残党。
釣り、温泉、お出かけ、パソコン。最近、電子工作。

ずっと前から出掛けたかった場所があり、行ってきました。

「荒川起点」。

 

 

 

埼玉~東京を流れ東京湾にそそぐ一級河川、荒川。

巨大な都会の川なので下流域は濁っていて、魚も棲めなさそうな水質です。

 

しかし、ある日見たネット記事にこんなことが。

上流に170km遡った場所に(河川管理上の)「荒川のスタート地点」があり

起点の碑とともに、驚くほど清らかな水が流れている、と。

 

 

さらに昭和の木材輸送で使われた森林鉄道のレール跡があるそうです。

 

 

 

なお荒川起点で検索すると多数情報が見つかります。以下が詳しいと思います。

CBCテレビ 道との遭遇

【埼玉・秩父】森林鉄道廃線跡

 

 

 

 

 

 

今回行った場所。

自宅から秩父の山奥まで車で3時間、さらに荒川沿いの山道を徒歩で片道4km。

 

 

 

 

 

管理釣り場の駐車場に車を停めます。500円。

施設の方が親切に色々と教えて下さいました。最近、荒川目的の訪問者が増えているそうです。

この日は釣り客が5人ほど、荒川起点へ向かうのは自分一人。

 

 

 

 

 

山を歩き始めてすぐ、携帯の電波は圏外に。

道は平坦で草もなく通りやすい。

 

 

 

 

 

線路跡が現れました。谷側のレールは一部崩落しています。

 

 

 

 

 

左下に流れる川を覗き込む。水は澄み風景も綺麗。これが荒川だなんて。

 

 

 

 

 

山肌のあちこちで水が集まり、荒川に注いでいます。

 

 

 

 

 

片側のトンネル、その下をレールが通る。

 

 

 

 

 

視界が緑色すぎて、目がおかしくなりそう。

 

 

 

 

 

ゴールまであと500m程に近づいた時。

岩の向こうから「ギャアァ、ギャアァ」という鳴き声が連続で聞こえました。

鳥のケンカかな?と思ったが、時々犬が唸るような「ガゥゥ」という声も混じります。

 

岩の向こうをチラッと見ました。

木の上に黒い物がいて、枝を移動していました。

大きな猿か、子供の熊に見えました。

 

「あ、これダメなやつだ」

一秒で判断して、全てを諦め小走りで引き返しました。

 

 

 

 

片道を車で3時間、徒歩1時間費やしても「荒川起点」を見ることができず、

同じ時間をかけて帰ることに。

まあ、こういう時は諦めが肝心です。

近くの道の駅で温泉に入って、まっすぐ帰宅しました。

 

 

 

 

 

家に着いてから、鳴き声を思い出しつつYouTubeを検索。

これを低くした声に似ていると思いました。

(光と風の世界Blog様より引用)

 

 

 

動物の声なんて状況と感情と体の大きさで変わるし、鳥か猿か熊か私には判別ができません。

しかし携帯が通じない、数km範囲に他の人間がいない山中の一本道、何か起きれば詰む訳で

仮に勘違いとしても今回は引き返して正解だったかなと思います。

 

 

 

というわけで今回は未到達です。

おしまい。